【祝2勝目】チアをチアしてアビッグチア!!!【目指せ3歳オープンクラスへ】
こんにちは、アビッグヨシです。
今日5月8日土曜日の東京第6レースにて、アビッグチアさんが2勝目を手にしました。実は今月末に、これから古馬との戦いで注目すべき面白い3歳馬って記事を書こうと思っており、その筆頭にこの子を載せようと思っていました。
この馬はデビューから一貫して逃げを戦略とした馬で、本当に逃げ以外をやった事がありません。しかし、スタートは鋭くダッシュば爆速です。そこはの折り合いがつかないパワー馬とは違います。
今年3月にチャレンジした重賞であるフラワーカップでは最後の直線で逃げ切ることが叶わず1着から13着に交代してしまうレースでした。しかし、その結果を踏まえてもなお、4月11日の1勝戦では変わらない逃げを見せミヤビハイディにアタマ差2着と善戦をしました。
そんな逃げるアビッグチアは今回のレースで12番を引いてしまいました。過去に逃げて好勝負をした経験のあるアウリガテソーロ・スラップショット・カバーガールが内側に居る中で、ここでどう逃げるのかは非常に興味津々でした。
えっ、逃げないって選択肢は・・・いや、考えないでしょこの馬で。
さて、レースを振り返ります。JRA公式サイトの過去のレース映像を確認しながら見ると、このアビッグチアの好ダッシュでご飯が食べれるのでそちらも確認してください。↓
https://www.jra.go.jp/JRADB/accessS.html
ゲートが開かれるとやはり飛び出すのは外側12番アビッグチア、同じく前に出ようとする内側4番アウリガテソーロも前へ。しかし、これを躱してハナを取るべくダッシュを効かせます。しかし、アウリガテソーロもこれを分かっているのかしっかり内側の最前列前を維持する様子、これを見たアビッグチアと田辺騎手はこのアウリガテソーロの外側にピッタリ並んで並走する姿勢。直線から最終コーナーまでずっと離れることなく位置をキープ、同じく好ダッシュを見せて後ろに居たお隣さん13番グアドループもアビッグチアの外側に進出、直線の入り口で内側からアウリガテソーロ・アビッグチア・グアドループの3等が一斉になだれ込んでくる試合展開になりました。
直線に入るもレースは動かず、じわりと動いたのは残り400mの坂に入ってからでした。坂で伸びてこない両脇を尻目に、アビッグチアは単体で抜け出しでどんどんと前へ行きます。ここでこのレース初の単独トップに躍り出ます。
背後にブルメンダールとペイシャフェスタが上がってきましたが、ブルメンダールは前に行くアビッグチアに離されていく。強く末脚を伸ばしたペイシャフェスタも強烈の追い上げを見せたものの、1/2馬身届かず最後の粘り脚で決して失速しなかったアビッグチアが制する形になりました。
この爆スタート・爆キープ・爆粘り脚、どれを取っても気持ちが良いのがこの子です。前に行くしか出来ないと評価をされていますが、今回はしっかり行き過ぎずペースを維持しての走りが出来ました。じゃあ途中でペースが落ちたのかというと、1ハロンのラップタイムはスタート以外で12秒を上回ることが一度もありませんでした。逃げ切り馬には一番大事な要素である、自分のペースで気持ちよく逃げるが120点で出来ています。このレースはアビッグチアをチアしている私にとっても、かなり嬉しいレースになりました。
今までずっと1800mを走っての今回1400mのレース、今後のレースでスプリント路線に行くのかは不明ですが、重賞では結果は残せませんでしたがそれ以外では良い内容を見せています。スプリントも良いですが、やはり中距離でペースを保って逃げるアビッグチアを見てみたいのもあります。
今日のレースを見て陣営が何を考えるかは知りませんが、どちらにしろどんな距離でも有力馬で居られる、そんな馬だと思います。
今後とも吉田はこの馬を最後まで見届きたいと思います。スプリント路線なら若武者メイケイエールとの直接対決とかも見てみたいです、個人的にはね。
今週のレースであなたの推し馬はどうでしたでしょうか、ちなみにこの馬の勝利を当たり馬券で祝いたかったのですが、3連単を外してしまい叶いませんでした・・・・・・。
そういうところやぞお前。
以上、吉田でした。
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