中央競馬、週末の3歳馬まとめ。(4月4周目)
中央競馬を見ていて、気になった3歳馬をピックアップしていきます。この子が入ってないじゃない!!というのがあれば教えて下さい。
ちなみに芝のレースのみです。
JRAのサイトから上部2段目にあるレース結果という欄から試合の動画を確認できます、それを併せて見てみると良いと思います。
土曜日
東京競馬場では第5レース(1600m)の牝馬のウインシャーロット(石川裕紀人騎手)が抜群の逃げ足を発揮していました。スタートダッシュから前へ前へ行きハナを奪うと、そのまま自分のペースでゲームメイク。後ろに居る馬を振りほどいてコーナーを進んでいく姿は、まさに圧巻でした。結局そのまま勝つんですが、ウインシャーロットのペースについていけず残り200でガス欠を起こして沈んでいく馬群を切り裂いて現れたシテフローラル、沈む馬群の先頭でもう一度伸びを見せたホウオウラフィットも力を見せたと思います。特にシテフローラルは逃げるウインシャーロットをクビ差まで追い詰めました。ギリギリのナイスレースを見ることができて、興奮しました。
ー☆ーこのレースの注目馬ー☆ー
2番:ウインシャーロット(1:33.1)
10番:シテフローラル(1:33.1クビ)
17番:ホウオウラフィット(1:33.3 1.1/4)
阪神競馬場では第9レース(1800m)にて2着のジオフロントを推したいと思います。1000m1分フラットの良いペースで進んだレース、最終コーナー終盤で先頭を行くギャラントウォリアとパタゴニアの真後ろに付き、直線に入ったところでその間を抜こうとするも不利を受け上手く脚を活かせませんでした。後ろを走るヴェルトハイムとも接触し、ちょっと危ない展開になりつつも最後は伸び切らなかったパタゴニアを抜いて1着のギャラントウォリアにクビ差まで追い詰めました。良くない展開で気持ちが途切れるかと思いきや、しっかり気合を入れ直して伸び直す立派な馬だと思いました。
ー☆ーこのレースの注目馬ー☆ー
2番:ジオフロント(1:46.0 クビ差2着)
新潟競馬場では第7レースのジューンロールオンです、これは見ていた方なら満場一致でしょう、見ていない方はぜひ一度確認してください。ジューンロールオンはこのレースがデビュー戦なのですが、こんなワクワクする馬がまだデビューを控えていたなんて!!!そういう気分にさせてくれます。動画でレースを確認した方はきっと動画を2度見すると思います、そんなレースでした!!!!
直線に入りありえないくらいの不利を受けてもなお気持ちは前へ向いていたジューンロールオン、ヤキモキしながらも出口を探し見つけた一筋の隙間を一気に飛び出し、気付けば後ろに3馬身つける大圧勝!!!調教師はあの’暴れん坊’メイケイエールの調教師でもある武英智調教師、こんな良い馬をどこに隠していたんだ!!!!もう!!!!この馬は注目していきたいと思います!!!!富田暁騎手もすごいよ・・・あの馬の壁を抜いて行くんだもの・・・すごいって・・・ホント・・・
ー☆ーこのレースの注目馬ー☆ー
14番:ジューンロールオン(1:48.0 圧勝)
日曜日
東京競馬場では第6レース(2000m)でのグランオフィシエが注目馬です、上がり3ハロン33.4秒は魅力的、結果2000mのレースで2分を切った好タイム。後続に7馬身をつける競馬は、今後の活躍が気になりますね。
ー☆ーこのレースの注目馬ー☆ー
12番:グランオフィシエ
阪神競馬場の第5レース(2000m)のジャックドールは見逃せません、飛び込んできたエッセンスの真後ろにしっかり付き、そのエッセンスが交代するとそのままハナを確保。第4コーナーまではジャックドールの後ろにしっかり付いていたサトノディーバが来るかと思いきや、それをお構いなしに振り切り一気に2馬身3馬身とリードを広げ、ゴールする時には9馬身の圧倒的リードで1着。最終タイムは2:00.3の好タイム、上がりも34.8と最後まで他の追随を許さないレース運びをしました。
ジャックドールは去年の12月に2度出走し、2歳新馬戦と2歳未勝利戦で連続2着という悔しい結果に終わりました。そこから4ヶ月の雌伏の時を過ごし(牡馬だけど)ここに一つ力の違いを見せつけました。
最後までラップタイムが悪くならない理想的な2000m、これは秋に名前が上がってきても不思議じゃありません。この馬も今後追っていきたいなと思います。
ー☆ーこのレースの注目馬ー☆ー
12番:ジャックドール
まとめ
まだまだ出てくる、将来有望な3歳馬に心躍ります。競馬をちゃんと見始めてからまだ日は浅いですが、同じ世代の中で早々に活躍する馬もいれば、急に頭角を現して勝ちを掴む馬、最初は目立たなかったものの古馬で急に勝ちだす馬、色々居るというのが今の時点でもどこか感じられてワクワクしています。
特に、ジューンロールオンとジャックドールには特別注目したいなと思います。
吉田でした。
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