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"追跡日記" 第3夜 遍在する音楽会とHUMAN/CODE ENSEMBLE

こんにちは!HUMAN/CODE ENSEMBLE アンバサダーのリルです。 


明日8/25はいよいよ落合陽一×日フィルの"遍在する音楽会"。

ケージの時代に描けなかったキノコの音楽・そしてキノコの楽器とは何か.そんなことを思いながらこの空間に生きる偏在する身体の共感に想いをはせてほしい.
遍在する音楽会 落合陽一ステートメントより


…キノコの音楽?キノコの楽器??…何が起こるんだ?
とりあえず、お祭りの予感しかしないー‼︎(単純←笑)

なんで、HUMAN/CODE ENSEMBLEの記事なのに、『遍在する音楽会』のことを書くのかって??

それはね。
8/25の音楽会の11/3・4のコンサートを両方体験すると、面白い体験ができるかも…だからです‼︎

実は…
アンバサダー選考の面接で、はからずも主宰の小川加恵さんから直接お話を伺うチャンスがありました。
その時に、"これは…2つの音楽会は両方聞いた方が楽しいかも‼︎"とひらめいたので、今日はそんな話を。

フォルテピアノというメディウム


『私にとってのメディウムはフォルテピアノ』
小川さんとのトークで印象に残った言葉。

メディウム…それは、メディア・アーティストにとって表現するために使うもの(落合陽一さんだったら、写真だったりビデオだったりフェムト秒レーザーだったり)

小川さんいわく、"身体が小柄でピアノだと力が足りない。でもピアノが大好きで、どうしよう…?"…っていうところから、フォルテピアノでの表現にたどり着いたそうです。

フォルテピアノは革で覆われたハンマーをもち、チェンバロに近い細い弦が張られている。 ケースはモダンピアノよりかなり軽く、金属のフレームや支柱はモダンピアノに近づいた後期の物を除いては使用されていない。 アクション、ハンマーはともに軽く、モダンピアノよりも軽いタッチで持ち上がり、優れた楽器では反応が極めてよい。
(Wikipediaより)

確かに…タッチは軽そう(その分、指先の力のコントロールが難しそう)ピアノより柔らかで高音が心地よくキラキラ響く感じ。

藤倉大さんの曲"Past Beginnings "の、繊細なゆらぎ感はフォルテピアノならではの心地よさだなぁ。


明日の『遍在する音楽会』では、藤倉大さんの新作も公開されますね!

メディアアートとオーケストラのための「for null」 ――落合陽一「Re-Digitalization of Waves」に寄せて


ダークな落合アートを


"8月の音楽会が陽一の"陽"なら、今回(HUMAN/CODE ENSEMBLEの)は"一(マイナス・陰)を表現したい"

今回のコンサートって、どんな感じなんですか?…という素朴な質問への小川さんの回答。

…お、小川さん!それ、めちゃくちゃ魅力的です‼︎✨
ダーク落合…魔薬かもしれないけど…想像しただけでうっとり。今回のティザーからも幻想的な雰囲気は伝わってきます。


※落合アートは美しいだけでなく、どこか翳があるのが、たまらんのですよ…
『幽体の囁き』(2016)とか、切なくて泣きそう。


小川加恵さんが落合陽一アートと出会ったのは、落合さんがオールドレンズメインでの表現をされていた頃(『情念との反芻』(2019年9月)あたりかな?)だそうです。
落合さんのオールドレンズ作品は、繊細な色彩と、とろける光の印影が深いんですよね…


…なるほど…ほのぐらいニュアンスが加わりそうですね…

これは。明日の音楽会との対比が興味深いです✨

そして11月は落合さん、生演奏(生VJ)です‼︎

明日(8/25)の"DJ Totarz"(黒猫3匹…だから、Yoichi・トラ彦・ことら かな?)も生ライブの予感がするのですが😆

8月と11月のキャラの違いを味わうのも、趣深し…(こうやって現代アート沼に落ちていくのですね……いや。後悔はしていないwww)


というわけで。
明日の音楽会(配信・アーカイブのみなさんも!)も、力いっぱい楽しみましょう‼︎



…さて。明日のおやすみのために仕事します〜(笑)




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リル
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