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星占いと自己分析

突然だが、私は星占いや誕生日占いが大好きなのだ。
朝情報番組や雑誌の最後にちょっと載っている星占い等には全く興味ない。

私が好きなのは年初めに出る一年間の運勢が丸っと分かる星座毎に出版される本や、昔流行った誕生日1日ごとにページが設けられている分厚い本の占いだ。

年初めにウキウキと買うが、毎日見るわけではない。気が向いた時にちょこっと開いて見るだけで、なんなら参考にもしていない気がする。
何が私を惹きつけるのだろうと、改めて考えてみた。

一番熟読するページ、それは大体序盤に書かれている項目。
◯◯座はこんな人!という、それぞれの星座の基本性格を紹介するページだ。

ちなみに私は双子座である。
気になる文章を少し挙げてみる。

”他人は他人、自分は自分”と割り切った考え方をする、何事にも執着しないタイプ。楽観的でマイペース、心は中学2、3年から全く成長しないまま大人になった人です。かといって無神経ではなく、相手の考えを察することにも長けているので、人との距離を上手に保った人間関係を築く事ができます。

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多芸多才で変化や心的刺激を求めるので、お決まりの仕事は避けて。生来魅力に溢れ社会意識も高いので、人に関わる仕事なら成功は間違いありません。

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双子座は個人行動が好きですが、知的好奇心が強いので、「あなたはこうみられている」などと分析される事が大好きなのです。「もっと言って!もっと分析して!」と求めてきます。

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もっと沢山あるが、ひとまずこれくらいにしよう。
多才だったり、人付き合いの距離感とるのが得意だったり、こんなに素晴らしいことばっかり書いてもらっていいんですか?と、毎回思う。双子座最高!と毎回思っている。

しかして、ふと我に返った。他の人が見て、この内容は嬉しかったり素晴らしい!と思うのだろうかと。また同じ誕生日の人は長い文章の中で印象に残った部分は別のところにあるのかもしれないと。
人によってはこんな人にはなりたくない、と思うかもしれないし、なんなら別の星座が良かったと思うかもしれない。

私はこの占いの基本性格の内容に、自分の長所やなりたい自分を見出して喜んでいたのではないだろうか。
私がそうそうと納得したり、嬉しく思う部分、毎回同じキーワードだったり、同じ意味合いの文章であったように感じる。

私が特に惹かれるのは「心的刺激」「観察力」「ユーモア」「鋭い観察力」「人を惹きつける不思議な魅力」この辺りである。
完全に最後のワードは、なりたい自分を現しているようで、お恥ずかしい。

そう思って読み直すと、自分のなりたいイメージの輪郭がシャープになった。
ちなみに今回はポジティブな内容(私個人の捉え方)のみ挙げたが、もちろん弱点も書かれていて、それもそう私はこういうとこあるよな、とマイルドに捉える事ができる。しいたけ.さんがおっしゃるように、分析されるのが嫌いではないので、むしろわかってもらえて嬉しいという感情すらある。

自分が惹かれるキーワードを挙げてみると、見えてくるものがある。
また私は来年占いの本を買うだろう。
その時何を感じるのか、すごく楽しみだ。

ちなみに私が一番お気に入りキーワードは、しいたけ.さんの双子座を称している「素敵なクソガキ」である。


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