武蔵国一の宮『大宮氷川神社』
GWで人混みがエスカレートするまえに、ちょっとお出かけしておこうと、今まで行ったことない大宮氷川神社に行ってきました。
神社巡りは趣味みたいなもので、メジャーなところはだいぶ行きましたが、なんと氷川神社は初めて!
ここ、中氷川神社と氷川女体神社と3箇所いっぺんに巡るのが慣わしという思い込みがあり、ハードルが高すぎてずっと行けてなかったのです。
よく見たら江戸時代の頃の流行りでそんなに古くないです、恵方巻きよりは古いかな笑
わたし、バイクも車も運転できないので、40分ずつ歩くのか…とか思ってたら足が遠のいていました。(レイライン上に一直線に並んでるエネルギーライン系の話が有名)
今回、街歩きがしたいという目的でとりあえず氷川神社だけでもお参りして、そのうち他の二つも行こうという気持ちになりました。なんかもうこだわりとか抜け落ちた模様。
年取ると何かと思い込みから解放される?!
でも、参道はちゃんと歩きたいということになりスタートはさいたま新都心駅。
腹が減っては戦はできぬ系買い食いからのスタート。
参道を歩く前にお腹空いたので食べ歩き。お団子。100円くらいでした。買い食いとか,食べ歩きってなんか甘美な響きですよねー、大好きです❤️
氷川神社の一の鳥居、参道は新緑で爽やか。いい感じの空気が流れています。人も少なくて最高。暑くもなく寒くもない。
神社の参道をここまで大事にまっすぐとっておけるところはなかなかありません。だいたい鳥居だけ残して参道をまっすぐ維持していないことがあります。地方の都市でも遮って都市開発してたりするのでそこはすごく感心しました。稀有ですよこれ。
参道の向きとかは方向とか考えられてると思うのですが…利便性と、トラディショナルなことはなかなか共存しにくいですからね…
寄り道が大好物なのでちょいちょい寄ります。
お参りするまで2キロ弱参道を歩く間にかなり食べ歩き満喫しました。こういうのも醍醐味。参道沿いはオサレカフェや懐かしい佇まいの老舗がポツポツ並んでいるので歩いてて飽きません。
すいません、どんだけ買い食いしてるの?!という暴挙ですが、地元にお金落とすのも参拝の醍醐味。神社が保全されるには大事なこと…もぐもぐ…
この氷川神社、裏手が公園になってて、氷川神社を整備して保全する工夫がされてるなあと。さすが埼玉お金かかってます。
公園には大きな池とかもありたぶん氷川というくらいなので冷たい湧き水があったのだろうなと予測。湧き水も神社にありました。井戸もあったし。ご神水とかのコーナーもあるのはかなり好みの神社です。
癒される神域でした。こういう癒しがたまには必要ですよねー
公園の方でランチブレイク。外ご飯の楽しい陽気。
公園は結構大きくて、ボートの乗れる池や気合の入った遊具のある公園などもあります。
動物園もあり無料!こぢんまりですが意外な生き物がいて楽しいです。
あとツキノワグマとミミナガやぎ、ブタなどがいました。鳥のコーナーがかなり面白かったです。
さらに歩いて北上し、次の目的地、
盆栽美術館に行きます
この辺りは盆栽村と言われる地域で盆栽屋さんがたくさん並んでます。
美術館で、インバウンドのみなさん対応していたイギリス人(予測)のコーディネーターガイドみたいな人の説明をちらっと聞いた感じでは
関東大震災の時にあちこちが壊滅して、もちろん盆栽業社さんも被害甚大で復興のために同業者で大宮に拠点を移して村ができたとかなんとか。
とにかく、すごい数の盆栽屋さんがあります。
次の目的地がここ。ここなかなかたどりつけなくてまいりました。住宅街にあるので、道がなかなか複雑…看板の示す方向に行っていたら迷子になり、Google先生のお世話になりました。
割と暑い日でぐったり…
盆栽美術館は入場料310円とリーズナブル。盆栽の歴史等が説明されていますが、基本的に寿命がすごい盆栽が並んでいます。
不勉強すぎてすごさがわからないのですが,自然にはえた大木をミニチュアで表現するナチュラルさが大事、あとは針金で無理を変えることで、自然の
なかなかニッチな芸術品ですが見る分には楽しいし、美しい。
しかし、あんな狭い浅い鉢に盆栽を維持するのは至難の業ということはよくわかります。無駄な根を定期的に切り、針金でじっくり曲げて理想の形にし、水やり追肥など、めちゃくちゃ手間のかかるもの。
だから盆栽180年ものとか300年ものとかのやつとかもあって、私の知らない世界だなあ。
あんなに無理やり詰め込まれているのに、花が咲いたり、実がなったりする状態にしてるのか、もう匠の技と言わずなんでしょう。
素人にはとても維持できないし、気軽に始められそうな趣味じゃないというのが感想です。生きている芸術品とガイドさんは言ってましたが,その通りだと思います。
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