建設業で学んだこと #2
~ 生死に関わる橋梁ジョイント ~
普段何気なく通行している場所も除雪作業では危険な場所に変わる。
その中でも除雪の仕方によっては生死に関わる場所があります!
それが橋桁のジョイント部です。
ジョイントとは、振動や温度変化で伸び縮みする橋桁の調整役としてクシ型構造で噛み合うようになっている部分です。
除雪時に排雪板とジョイントの向きが同じ状態はとても危険で、排雪板のカッティングを立て過ぎると噛んでしまいます!
過去にはジョイントに噛んだ衝撃で運転席から投げ出され半身不随になったオペレーターがいると先輩から聞きました…
そういったこともあり、ジョイント部で排雪板を浮かせてしまうオペレーターもいますが、低速で排雪板の向きを変えればジョイントにガッツリと噛むことはありません!
橋梁のジョイント部を観察すれば腕の良いオペレーターなのかが直ぐに分かります。
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