【書籍レビュー】#15 「コンプルックス」 クタノ チホ 著
あなたは、自分の外見にコンプレックスを抱えているだろうか?
私? コンプレックスだらけだ。
アタマはちょっと大きい。
ぼてっとした鼻
以外に背が小さい(167㎝くらい)
筋トレを継続していないと、なで肩になる
足が短い
結構毛深い
歯列が若干、ガタついている
太腿が太い
などなど……
今となっては、まったく気にならなくなったが、若い頃には、かなり悩んだこともある。
そんな、外見のコンプレックスやルッキズムに悩む主人公たちが登場するのがこの小説。
読んでいて、心がきゅぅっと締め付けられるような気がした。
若い頃、外見のことで悩んでいた自分にも読ませてあげたい作品だった。
ありきたりなコトバだけで終わらない。
そんな勇気をくれる一冊。
是非、あなたにも読んでもらいたい。
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ある美容室には一枚の鏡がある。
その鏡を自分の容姿に絶望した人が覗き込むと、美しい姿になれる。
しかし、そこはパラレルワールド。
66日を過ぎて「こっち」へ戻ってこなければ、「こっち」での身体は消滅してしまう。
そんな美容室には、今日も自分の容姿に絶望した人が訪れる……。
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