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【書籍レビュー】#10 「一人出版社時代」 ミツ 著

 あなたは、文章や本を書くこと、自分に対して誠実であるか?

 本に、読者に、自分に、対して、正直であることの大切さを教えてくれる一冊。

 最近、Kindle出版への新規参入者が多くなり、多様な本が登場してきた。
自らの経験に基づいたノウハウ本、コトバを紡ぐエッセイ、想いを詰めこんだ物語など、個人作家であってもさまざまなモノを目にする。
 本にはさまざまな形態があり、どのように使うかはその著者の想いによるものである。

 本書は「あなたはどうだろうか? きちんと考えているだろうか?」と語りかけてくるようだ。

 その本を作るの理由は? なぜあなたが書くのか? 読者はどんなメリットがあるのか? 本とは一体何か? 著者として何を伝えたいか? 著者としての品位とは何か?

 何よりも「読者のことを考えた本であるか?」という、一番大切なことを再度考えさせてくれる一冊。
 身の引き締まる思いだ。

noteで記事を書く人、Kindle本を書く方など全ての文章を書く人には是非読んでもらいたい必携書。

アナタは、なぜ文章をかきますか?


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