【自己作品紹介】#9 「愚者:40歳からでも人生は変えられる」
40歳からでも人生を変えられる!「愚者」のススメ
私の処女作である「「意識高い系」ではなく、「意識高い人」のススメ」も読まれ続けてはいたが、なんだか物足りない感じをしていた。この作品、語り口調であり、私の体験も入れた作品であるのだが、いまいち「他人事」の感じがぬぐえなかった。
作品を大幅に書き換えることも検討したのだが、それだったら作り変える(リボーン)することを決めた。それも大幅な変更。ノウハウ系から物語系へ。この取り組みがその後の私の方向性を決定づけていくことになろうとは、そのときはまだ私は知らない。
私がさまざまな取り組みをおこない、習慣化していくことで自分の生活スタイルが大きく変わってきたリアルな体験をまさに「自伝」のように書き起こしていった。
文章も一つ一つ丁寧に、出来る限りわかりやすく、そして特に重要視したのは、感情表現と描写表現をできうる限り鮮明に入れようと思ったこと。
ノウハウ本にはあまり取り入れられていないこれらの表現を多く取り入れることで、小説を読むように私の人生を追体験し、さらに学べる本を目指したのだ。
さらにいうと何かしらのギミック(仕掛け)が欲しかった。ただ体験談だけを羅列していく作品よりも、その中にメッセージ性や暗示といったものがあることでスパイスになる。
そこで目に留まったものがある。
タロットカード。
しかも大アルカナ。
そう。昔から好きだった漫画「ジョジョの奇妙な物語」これを参考にしてタロットカードを使おうと思った。
そこからはタロットカードの関連書籍を読み漁り、情報を蓄積していった。ここで奇跡が起こるタロットカードを学ぶほどに、これまでの私の人生に関しての作品に強くリンクする暗示が多く出てくるのだ。
より深く調べてみると22枚ある大アルカナカードは、人生に起こるさまざまなイベントを抽象的にし、示していることも知ることができた。「これはギミックとしては最高だ」そう思うと私は、各章をタロットカードの暗示にした。
ここまで制作秘話をつまびらかにしていたが、私がどのように作家として活動をはじめたのか? 腐りきった人生がどのように変化してきたのか? を本書をお読みいただき、あなたに是非とも追体験をしてほしい。
そして、よかったらあなたも人生、変えてみない?
Kindle Unlimitedに加入されていれば、無料で読めますので手に取ってくださいな。