君の息遣いが聴こえる場所へ。
何気なく見上げた空が、あまりに広くて高くて胸がつまりました。
年の瀬は愛すべき黒犬たちが旅立っていった季節、今回もクリスマスソングや新年の和気藹々は、どこか切なさがつきまとって私は心から楽しめませんでした。
澄んだ空気と刺すような冷たさの水を、相棒の黒犬はただ楽しむ。はるばる欧州からやってきて、先代たちの意志をしっかり受け継ぎ、他犬を教え導けるよい個体に育ってくれました。
そしていよいよ群れは次の若手たちへ託されます。
葛藤と挫折と罪悪感。
黒犬たちは、私が不完全であることを知っている。
私の弱さを見抜いてくる。そして向き合ってくれる。
自分の弱さと向き合えてないのは,本人だけってこと。
頑張らなくちゃ。
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