風花雪月初見記19【メインストーリー:謀略の寵児〜交差の結末】
【メリセウス攻略戦】
さて、いざ帝国を攻めるぞという段階ではありますが、帝国も「どうぞ」とは言わないわけです。メリセウス要塞にはかなりの人員を割いているそう。それはそうだ。正しい国防です。
勿論、要塞は籠城側が圧倒的有利な戦いですから、ここは卓上の鬼神に一肌脱いでもらわねばね。
策については中略します。作戦内容については特に言及するようなこともありませんでしたが、ヒルダとクロードの掛け合いが良かったです。要塞攻めのブリーフィングでこんなに気が抜けてるの、逆にいいよね。強者感ある。
これもいいなあ。
先生がいることで、いつも堅い作戦を立てるクロードがぶっ飛んだ作戦を立てるようになるの、信頼の表れという感じがします。
更に隠し玉があるようですね。
ドッ……信仰……
それ私の好きなやつ……
クライマックスか!?
きみ死なんよな!?
さて、要塞攻略戦ですが、見知った顔が2人おりました。気が重い。……が、いつもの行きますか。
リンハルト、悪い……。この時代は君に合わなかったようだ。何となく好きなキャラクターでした。悲しい。合掌。
私もそう思ってたよ。
でもそうはならなかったんだ。だからこの話はここでおしまい。
カスパル……。
こんな時に言うことじゃないけど、君すごくかっこよくなったなあ。ソフモヒ似合うじゃん。
彼は逆に戦乱で輝くタイプではあると思うけど、どんなに戦場で輝くタイプだって、同期と戦って平気なはずないよね……。
あと、見知った顔にカウントしないことにしていますが、死神騎士くんもいました(逃してしまいました)。リシテアが必死で追いかけたんですけどね。
逃したと思ったら誘導してくれてた……?
もう何!!!!?!!
とりあえず、神の怒りみたいなのが飛んできて、要塞を燃やし尽くしました。
クロード曰く、帝国と考えるには不自然とのこと。同様に王国も不自然でしょう。ていうかどう考えてもトマシュ一味でしょ。やはり炎帝(エーデルガルト)とも決して志は同じでなかったようですし、ここでも帝国と足並み揃わぬ動きをしてきています。
とりあえずは一時退避してブリーフィングです。
【戦塵の帝都】
ここ、謎に一切のスクショがなく、途方にくれています。““戦い””に夢中になり過ぎたのかもしれません。ヒューベルトがいたのは覚えています。
【戦いのあと】
ドゥドゥーじゃないか!
これは嬉しいサプライズ。あの、グロンダーズ大同窓会があったじゃないですか。あのあと、(当たり前と言えば当たり前ですが)ドゥドゥーすごく錯乱してて、復讐鬼にでも墜ちかねん勢いだったので、すごく心配していたんですよ。ディミトリの武器とか拝借して黒き獣にでも身を落とされていたら立ち直れないところでした。
一緒行こうよォ〜〜!!!!!!
呉越同舟しようよ〜〜!!
どうしてもってんならエーデルガルトの首、譲るし……。
残念……。すごく心配です。
ていうかディミトリそんな変なやつだったっけ。
なんにせよ、無茶だけはしないように祈ります。
ウチらと一緒に行動するならね……絶対に無茶なんてさせないのですが。
そして流れるような契り。
1ミリも共に在る未来を疑わない男、残念ながら好きです。
【宮内へ】
何度も何度も覚悟を決めてきたとはいえ、やはりエーデルガルトと戦うのは辛いです。できれば、討ち取りたくはない。
そうだね……。それはもちろんそう。金鹿の学級が一番大切です。私も。
クロードのこういうプライオリティを間違えないとこ、私すごく好きです。
そして私はラファエルのこういうところが……大好きで……何度も救われてて……!!
この戦場にあって、今でも名前通り天使で居られる彼がウチのクラスにいてくれてよかった。
【交差の結末】
これまでにアドラークラッセの多くを倒してきましたから、宮内に居る敵将はそう多くありませんでした。
ホッとすると共に、果てしなき““カルマ””を感じますね。
ペトラ……
学生時代も良い女だったけど、5年後もっと良い女になっていて嬉しかったです。グロンダーズで相見えた時は撤退してくれたので、もしかしたら、もしかしたら国に帰ってくれるんじゃないかって思っていました。彼女たちの間にも色々あったんでしょうね。ここを護ることに決めたのは。
そして、彼女にも、使命があったんですよね。
ガルグ=マク襲撃の時も言及しましたが、彼女が何を知り、何を背負ってきたのか。今回のルートでは分かりませんでした。
最後のセリフから推し図ることはできますが……。
教団がこのフォドラの癌であると考えているのですよね。実際に隠し事も多い教団ではありました。けれど、ここまで憎まれるというのは、誰かの入れ知恵がありそうなものです。誰かって、だいたい想像はつくのですが……。
き、急に『師』とか呼ぶのやめろよ……
………………
この後は
というエーデルガルトの言葉を聞きながら、先生がとどめをさす、という流れでした。
キツいな、これ。
いや、最初っから分かってたじゃんか。あの学級を選んだ時にさ、手を取った者の味方になることなんて。でもよ……手を取ってもらえなかった(あえてこの言い方をします)者たちも、それぞれ本当は先生を必要としてて、ああ、自分の手を取ってくれていればと5年後の今も考えているとは思わないじゃないですか。『死に損ないが』とか『敵に回った貴女に用はない』とか、そう言ってくれたらどれだけ気が楽だったか。
そう、士気に関わる。
上が萎れた顔をしていてはいけないと思っててもね……。君たち級長はみんな意思が強くてガンコ者だから、我々の思う最善の結末にはならなかったんだろうね。どうあがいても。
逆に、どのルートを選んでもこの意思強頑固者たちと対面しなきゃならんてことだ。気、重。
沈んでいたらヒューベルトからの手紙が届きました。
どうやら本物の敵がまだ控えているそうです。
もう最初っからこの“絶対悪”みたいな組織だけを相手にしてたかったよ!!!!
でも、実際の戦いというのはそういうものですよね。対悪人じゃなくて、対別の正義なことがほとんどだ。そこにこのゲームの趣深さがつまっているのだと思います。ご丁寧に白雲の章でみんなのこと好きにさせといてね!! 良い趣味してやがるぜ!!
—19日目おわり—