風花雪月初見記14【支援無双】
【前回のあらすじ】
起きたら５年後だった。
【本題】
みんなの成長した姿が嬉しいと共に、まだ見慣れなくてちょっと寂しい……。ついこないだまでかわいい学生だったので……。支援会話でも見て心を落ち着かせようと思います。成長したみんなに早く慣れたい。し、あ〜変わってないな〜〜ってなりたい。というわけで、今回は支援スペシャルにしました。
【クロード大無双】
支援スペシャルと言いましたが、あまりの驚きに偏った人選になりました。端的に言えばクロード＝フォン＝リーガンが悪すぎる。
まずはマリアンヌとの支援スキットから。
相変わらず後ろ向きなマリアンヌにある少年の話をしています。ある少年と言いつつ、思いっきり在りし日のクロード少年ですけどね。
遠回しとはいえ、こういう昔の話をする仲になったってところに彼らの絆が見えていいですね。
いえ、そんなことあってはいけないのですが。
本当にすごく心を開きましたよね。
こんな、自分を開示するような子ではなかった。
えっ今告白しなかった！？
手を取り合ってなかった！？
続いてヒルダとの支援スキットです。
『あなたを見抜いてるよ』みたいなやつ、現実世界だと特に、好感度に繋がるかは博打ではありますが、私は好きですね。
これ私見ていいやつ！？
なにかが成就しようとしてない！？
甘酸っぱ…………
今プロポーズしてなかった！？！？
最後は先生
あれこれ考えてたら目が冴えてしまったから外に出てきた、って感じの格好じゃねえな。
ガキの頃“は”ときたか。
今もそうなのかと思ってたけど、なんか、なんというか、味わい深いセリフをありがとう。
この後は、もう少し話に付き合って欲しいと言われ、昔話が始まります。マリアンヌに語っていた少年Aの話ですね。こちらでは匿名性なく、クロードの昔話として語られています。
パルミラ人とフォドラ人、どちらにもなれなかった生い立ちから、壁そのものを壊してダイバーシティを大切に共存したい、と。彼の野望はそういうことのようです。
ただ、クロード自身もこの野望を、我ながら『大層な夢物語』だと思っていたようです。どの地点までかは。
今契ってなかった！？
なんなんだこの男は。と、思いましたが、クロードが誰彼構わず口説くのは今に始まったことではなく（初見記３参照）、まあ、こういう人なんだと思います。罪作りやで。
【ドロテア（R-15）】
ドロテア、すごく好きなタイプの女なんですけど、なんですけど……なんか、見間違いかもしれない。こんな支援スキットがあっていいのか？
まず、ドロテアから『先生のこと苦手だった』と切り出されます。なぜかと言えば……
私はね……何も持ってないんです。
領地も、家柄も、財産も、知恵も、武芸も。
だから歌姫としての人気に縋って、舞台を降りても演じ続けてる。
先生の視線は、そんな私に、演じてるのはお見通しだぞ……って訴えてるみたいで。
そうだったんですね。確かに先生の目って不思議です。言葉が少ないところがまた不気味でね……。
余談ですが、私は見透かす目をする主人公と、それを苦手だと思うキャラクターが３度のメシより好きなんですよ。自己紹介でした。
そう来たか。まあ、自分だけ弱みを見せるのって抵抗ありますもんね。シラフの人がいる飲み会がそうです。
弱点ってそういうこと！？
待って待って待って待って！
待って。
いいのこれ？ ちょっとCEROレート確認させてもらっていいですか？
Ｂ！？
Ｃじゃなくてか！？
—14日目おわり—