2021年12月4日 がんのリンパ浮腫研究会
愛知県で開催された「がんのリンパ浮腫研究会」にて、特別講演を行いました。
世話人の名古屋私立大学の遠山竜也教授より、いただいたテーマは「サバイバーシップの視点で行うリンパ浮腫ケア」
前職での取り組み・任意団体としてのリンパカフェ・そして今のリンパカフェの活動と、副題をいだだきました。
座長の方より、スタッフの方たちの育成で工夫した点について質問をいただきました。
主訴を正しく捉えること
会話の録音→文字起こし(プロセスレコード)→心理士さんにチェックしてもらいフィードバック→その事例を用いて、話し手と受け手役としての双方のロールプレイングを行い、言葉の痛みとか温度感を、自ら体験したことは、前職でも今の活動にも活きています。
自分の話し方、あいづちのタイミング、口癖や語尾の癖、間、対象となる方の問いに対して誘導していたり、相談に対して推測で回答をするなど、無意識に会話をしていると、相談者の主訴を捉える前に答えを急いでいることがあります。自分の癖を知ると、意識ができるので、主訴の捉え方、丁寧に伝えるコツが見つかるはず!です。
相手に関心を持ち続ける…
とは言え、話し方自体は上手くならないので過度な期待は禁物です。
でも、一番大切なのは、伝えたいし。理解したい。という姿勢のような気がしています。
もっと良い方法があるよ!という方は教えてください。