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LUCYを観に行ってきたよ!の話その⑦たいせつの具象化 𝟏𝐬𝐭 𝐖𝐎𝐑𝐋𝐃 𝐓𝐎𝐔𝐑 《𝐰𝐫𝐢𝐭𝐭𝐞𝐧 𝐛𝐲 𝐅𝐋𝐎𝐖𝐄𝐑 𝐄𝐍𝐂𝐎𝐑𝐄 𝐢𝐧 𝐓𝐎𝐊𝐘𝐎》240831追記あり

⚠初心者が初めて公演に入った感想です。ご容赦ください…
⚠極端に視覚優位な人間なので音楽を浴びに行ってなお美術館に行ったような感想文になりがちです

白くてふわふわもちもちピカピカつるつる(マル・マル・モリ・モリみたいになってる)グァンイルさん
この世の白くてふわふわないきものと、白くてつるつるのいきものすべての頂点に君臨していた
アザラシの赤ちゃんとか〜
シロフクロウの赤ちゃんとか〜
ベルーガとか〜
ホッキョクグマの赤ちゃんとか〜
ホッキョクギツネとか〜
ちいかわとか〜

見てるとホンワ〜( ◜◡◝ )ってなる

そんなかわいいちゃんが兵役に行かれるとのこと…
心の過保護ママが大暴れです
この子がニコニコ音楽をしていられる平和な世界を守りたい…


離れるご本人も寂しかろうし不安だろうし、送り出す皆さんも心が引きちぎれるような思いだろうなと思うとステージを見上げながらベショベショしてしまう
ブラック・ジャックでヘルニアの息子を戦地に行かせたくなくて治療を邪魔するお母さんの話を思い出したり……
幾度となく『この地球のどこかで』がBGMとして脳内再生されたり……

もうね、ふわふわニコニコしているのを見ては守りたいこの笑顔でべそをかき、時々表情をなくして遠くを見つめているのを見てしまっては胸が詰まってべそをかき、うつむいているのを見てはべそをかき、つまり見たらどのタイミングでもベショベショしてしまうのでドラムセットに阻まれて時々見えなくなるお陰で脱水にならなくて済んだと思いた……いや、脱水になってでもずっと見られた方が良かったよね?
ドラムセットの隙間から頑張って覗くの、ちょっと御簾越しのやんごとなきご身分の皇子感ありましたけどね?
良く見えるといいよね…?帰ってくるまでに最適解を見つけておきたいです

そんな白くてふわふわもちもちツルツルピカピカちゃんがずっとドラム叩いている。
体力すご…持久力すご…
聴いているだけのわたしが足腰痛めてヒーコラしているのにずっと安定して演奏しているみなさんすごすぎるプロ中のプロかっけー!
最後項垂れちゃって過保護ママ心配なんだけれど、そんな心配ご無用とばかりに安定している。職業人すご。

お兄さん2人とグァンイルさんがもう何も話せないほど泣いちゃって、ウォンサンくんさんだけ持ち堪えてなんとかその場を成立させていたけれど(泣いちゃう3人も1人だけ持ち堪えているのも全て尊い)、
( ・ω)(□`*)ピトッ…ペター
と寄り添い大型犬仕草なのも涙腺にきましたね…
みんな…平和で幸せに暮らしてほしい…

みんなにたいせつにされているたいせつなものに触れて、このかけがえのないたいせつなひとときを守らねばと思いました……


《追記》⚠ド新人ド素人にそんな感想を抱かせるほどには会場全体が本当に本当にナイーブでセンチメンタルな雰囲気だったので、宝塚初観劇で千秋楽に入ってしまったかのような場違い感がちょっとありました。。。心の底からごめんなさいな気持ちと、心重ねたい気持ちと。。。


声の話をしたいですけど、
サンヨプさんの声は視覚優位のわたしの脳内ではスコーンと真っ青な夏空に吸い込まれていくホームランの白球の軌道のような声なんです
あるいは左中間への鋭いライナー
そこへきてグァンイルさんの声は真っ青な夏空にぽっかり浮かぶ積雲みたいな密度の濃いふわふわもくもくのイメージ
全然性質が違うのに、ちゃんと同じ景色に馴染んで1つの場面を構成する
素敵です
元高校野球ファンとしては本当に青春のきらめきの景色です

あの甲子園球場で試合を見ながら、贔屓のチームの勝利を願うのではなく、この子達がこれまで辛いことも苦しいことも悔しいことも色んなことを経験しながら努力してきたことが、今日この場で、ここで、悔いなく全部出し切れますようにと祈りながら眺めていたあの景色です

バッテリーとかDIVE!とか風が強く吹いているとか、わたしの中の青春きらめきスポーツ小説で得ている栄養に近い、LUCYの音楽

話がまとまりませんが、あの公演の最後の方もこんな風に色んな思いが駆け巡ってぽっかり現実感を失ってたからですね
素人には刺激が強かったです

でもまた行きたい

メンバーごとに書いてきたけど多分まだ終わらない
(ハイタッチ…?とは…?に続く、かな)

ふわふわしてる
おてて挟まれちゃってるのカワイイ

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