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正月一切

あけましておめでとうございます。
2022年もよろしくお願いします。

昨年をふり返って気づいたのは、
ブログにはふだんの性格がでるもので、
あまり目立たとうとせずにいるのが
気楽でいいなあ、ということでした。

という性格なので、いかにも晴れの日といった
お正月を詠むのは苦手ですねー。
まずは、名人がたの俳句でお正月気分を
味わっていただこうと思います。


大濤にをどり現れ初日の出   高浜虚子

帆立貝ひらくごとくに大旦   鷹羽狩行

お降りや大和島根は竜に似て  角川春樹

 初鴉その漆黒を称え合う    宇田喜代子

 手毬唄それも忘るるもののうち   後藤比奈夫


最後は拙句でお目汚しを。
視線がぐっと卑近になりますが、ご寛恕のほどを。


    正月の凧や糸までよく見えて    梨鱗


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