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さよなら春、ベタだけど。
以前作った俳句を書き抜いていると、
今はこういう作り方していないな~と気がつきました。
今の方が考えすぎで恥ずかしい感じの句です。
だめじゃん。
ともあれ書き抜きの中から、過ぎた春を思って7句です。
氷よりこの緋いづるやシクラメン
たれもみな好きな色を着雪解かな
春寒や涙たくみに描くピエロ
少年に飴のにほひや梅白し
鳴りやまぬ鍵盤と雨森芽吹く
たんぽぽの絮ふくうはさ聞きしより
春陰の消失点へジョギングす
春は来年まで来ませんが、
句にふれれば、いつでも春に会えます。
それが俳句の良いところです。
俳句の存在する意味だとも、思っています。
そういう俳句を詠めるようになりたいものです。