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無印良品と私

それは、私が小学4年生の頃、夏休みに祖父の家に遊びに行った時のこと。
私は母の故郷である、青葉が眩しい仙台の街並みが大好きでした。
その日は、仙台市内のデパートへ皆でお買い物、わくわくしていた記憶があります。その時、小さな私の目に飛び込んできたのが無印良品の店舗。
どこのお店にもない、シンプルなモノトーンの空間、何て素敵な商品ばかりがならんでいるんだろうと、吸い寄せられるように無印良品の店内をくまなくチェック。その中で、私が買ってもらったのは、紙の原料のままの漂白されていない薄ベージュのシンプルな12色の色鉛筆。シンプルすぎるので、オリーブ柄のプリント紙を持ち手の上部に巻いてオリジナルの色鉛筆にして、大切に使っていました。

そして今、あるプロジェクトで無印良品の小物提案を手掛けています。
実現するかまだわかりませんが、無印良品好きの私にとって、そんな機会があるのは、大変ありがたいこと。

無印良品小物ご提案プランシート

大手ビルダーからのご依頼で、新築分譲住宅のモデルルームに、無印良品小物をメインとした、ナチュラルテイストの空間を作りたいというご要望。
全てをお見せはできませんが、家具も無印良品の小物が溶け込むようなナチュラルテイストのものをセレクトし、床やドアの色、壁紙の色も調和するような色味のエレメントをご提案させて頂きました。

無印良品は西友ストアのプライベートブランドとして、1980年にデビューしたそうです。私が出会ったのはおそらく1984年頃。デビューして間もない無印良品に心を奪われ、そして今も無印良品のお店を見かけると、つい用事もないのに見入ってしまうという、時代を経て年をとっても、私にとってはいつもそばにいる存在です。
無印良品は、2021年に新たな気持ちで経営理念を再定義されていました。
「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間社会」
背景にはコロナ禍を経て、地球環境や生産者に配慮していくべき課題など、企業としての成長だけでなく、人間が幸せになるための本当の豊かさを追求しているような、とても素敵な経営理念だなと思いました。

これからも私は無印良品好きな一購買者であり続けますが、それだけでなく、何かお仕事として無印良品の販売促進のお役に立てれば嬉しいと思っております。

以上、インテリアコーディネーターのくきたまみこでした。

ナイロンメッシュ自立する小物収納ケース


あ。ここにある、毎日愛用している筆箱兼、バッグインバッグ、これも無印良品です💛




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