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普通に卒業して、普通に入社して、普通に働くはずだった
新卒1年目の高村昂史です。あっきー、ふみお、たかむらなどいろいろ呼ばれてます(笑)
パンデミックの中で社会人になるとは、学生の頃夢にも思っていませんでした。今まで自分が想像していた「普通に卒業して、普通に入社して、普通に働く2020年」はやってこなかったです。卒業式無くなったし、オンライン入社式だし、リモートワークだし。自分の中の「普通」を考え直している中、感じたことを書いていきたいと思います。
1.学生最後の卒業式
自分は、大学の卒業式は小中高の卒業式と違って特別なものだと捉えています。
理由の1つは、学生から社会人なる区切りになる行事だからです。無いとふわっと学生が終わった感が否めません(笑)新卒一括採用が無い国の学生はみんなこんな気持ちで働き始めるのかなと思いました。
もう1つは、基本的に大学4年生は学校にあまり行かないので卒業式では1年ぶりの仲間に会えたりします。『いつか別れる。でもそれは今日ではない』という本の一説に「卒業式は、一生の別れとするかそうしないかを決めさせてくれる日」というのがありました。別れを言えないまま卒業したのは少し寂しかったです。
2.オンライン入社式
入社式は普段着ないパーティー用のスーツを着て行くつもりでした。着れなかったことにがっかりしていましたが、会社がオンラインで入社式をしてくださいました。「入社おめでとう」と社員の方々のコメント動画を見てうるっと来ました。こんな状況でも歓迎されていることを感じとれて、嬉しかったです。最初で最後の入社式はオンラインでも愛を感じとれました。
3.リモートワーク
パソコンが苦手なので苦労することは多いですが、リモートワークにだいぶ慣れてきました。先輩方のフォローに感謝です。
研修時、自分はあまりリモートワークに対してあまり不安を感じていませんでした。確かに社会人になることには不安を抱えていましたが、それは通勤だろうがリモートだろうが変わらなかったと思います。なので、リモートワークでメンタルやられてるといったことは特にありません。
今ではこれが自分にとって普通の働き方になりました。むしろ、通勤が始まったら不安と違和感を感じるような気がします(笑)
最後に
コロナは「普通」を設定する無意味さを考える機会になりました。いろいろな状況が激しく変化する中で、考えを柔軟にする必要があります。それでもまだ「普通」に結婚する、「普通」に退職する、「普通」に死ぬ、と心のどこかで思っています。身構えず、肩の力を抜いて気楽に生きようと思います。