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【受講レポート】京都ライター塾アドバンスコース第3回

12月26日にアドバンスコース3回目の講義が行われました。内容をレポートしていきたいと思います。3回目のテーマは「企画をて立てて原稿を書く」。



◼️京都ライター塾アドバンスコースとは


京都ライター塾
「ライターになって幸せになる」をゴールに3時間×6回オンラインでライターの基礎+αをじっくり学びます。+αとは文章力以外にライターの活動をするために必要な、企画力やコミュニケーション能力など。講師はエッセイスト・ライターの江角悠子さんです。
アドバンスコースはもともと、ライター塾の修了生に向けてはじまったコース。今では「半年間かけて書くことに慣れる、習慣にする」をコンセプトに公募されるようになりました。

受講理由

仕事をとおして社会とつながりたい。在宅で曜日や時間帯に融通がきく仕事がしたい。言葉に関わる仕事をやってみたい。いろんな働き方があるなぁと我が家の子ども達に感じてほしい。そんな思いが交差したところが、「ライター」でした。
ライターのコミュニティに参加したり、市民ライター塾に参加したり…紆余曲折あり、京都ライター塾の「ライターになってしあわせになる」に心惹かれ受講に至りました。「ライターになりたい」に向き合う時間をつくることも受講理由のひとつです。

アドバンスコース3回目の講義は受講生1人ずつに対して課題のフィードバックが主な内容でした。

◼️企画書の書き方(復習)・課題のフィードバック

①企画書の書き方(復習)

  • あらゆる媒体には読者がいる

  • 媒体の特徴を掴む

  • 企画の内容を具体的にする

  • 企画書のゴールは採用されること(読者へのメリットが感じられること)

②課題「企画書」の紹介とフィードバック

本人が企画書を紹介、どんな内容かを説明していきました。江角さんは疑問や興味を持ったところについて「ここはどういうこと?」と聞き直したり、「こうしてみたらどう?」と提案してくださったりしました。受講生の意見や感想も交えながら、江角さんとの対話が1人ずつ行われました。

③企画を立てるには

フィードバックの言葉より

  • 企画書は誰が読んでも伝わるように意識する

  • 記事を誰に届けたいか、何を書いて伝えたいかを具体化する

  • 紹介するお店を企画書に書く。編集部は情報を持っているライターさんに記事を依頼したい。(新店舗オープンとか、雑誌の記事になっていないけど、行列ができるお店とか)

  • 記事で取り上げる対象について選ぶ基準はあるかどうか。例えばお店なら、そのお店をなぜ取り上げるのか、なぜ取り上げないのか

  • 記事の内容について、自分が知っていてあたりまえのことでも、もっと知らない人がいるので読みたい人がいる

  • タイトルは内容が想像できるようなものにする

  • 体験したことを文章にしてnoteなどに書きためておくのもアリ(どこに企画、提案するか)

企画の立て方・深め方のまとめ

  • 企画書のゴールは採用されること

  • どこに企画・提案するか

  • 書きたい媒体を調べる

  • 媒体を知る

  • 重なる部分を見つける (読者が読みたいもの、知りたいこと 自分だからこそ 書けるテーマ・書きたいこと、まだ媒体で書かれていないこと、ここを見つける)

  • 企画の深め方(ひとつのテーマを掘り下げる •切り口が重要 •何を伝えたいのか?)


感想・企画書について


感想

同期の皆さんの企画書をどきどきしながら拝見、フィードバックを聴きました。皆さんそれぞれに企画書を書くにあたり、迷いや引っかかりがありるなかで、なんとかA4の用紙にまとめておられた様子。
私はというと、媒体探しに苦戦、皆さんの発表に、なるほどー!江角さんの質問やアドバイスに、そうかー!!と、感心してひたすら頷いていました。

企画書について

企画書は、自分の「好き」を出発点にしたものと、生活の「悩み」を出発点にしたものとの2つを考えてみました。
2つの出発点は違えど、書く私も読者も前向きな行動に繋がるような内容にしたいなぁという点は同じです。

媒体選びは楽しくも難しかったです。紙媒体が好きで、雑誌をネットや図書館、書店でチェック。地域を紹介する記事に感心があり「日本域情報コンテンツ大賞」で紹介されているマガジンをいくつか取り寄せたり、町に置かれているフリーペーパーを集めてみたりしました。
ですが企画書の想定媒体を具体的に決めるところまでは行けませんでした。それは自分の中で整理できていないからです。何が整理できていないかというと、誰に伝えたいか、自分の立ち位置、そして伝えたいことの軸。どれも企画書を書くにあたりポイントになるところです。

ちなみに「好き」は絵本、「悩み」は不登校の子どもの平日に過ごす場所についての企画です。

絵本にまつわる企画書は、絵本や、物語に出てくるキャラクターのグッズを暮らしに取り入れるというもの。作家さんの記念館にまで幅広く興味が広がり、どこに焦点をあてるのか迷子になってしまいました。

不登校にまつわる企画書は、親の立場から自分の体験や具体的に施設などを紹介するのか、不登校に対しての取り組みや活動されている人物などを第三者として紹介するのか…?

江角さんからは、「まずは媒体を決めると内容が絞られるのでは」とアドバイスを頂き、大きく頷きました。企画を立てるには、自分の考えを整理すると共に、媒体を知ることが必要だと学びました。

おわりに

今回は3回目にしてはじめてのオンライン参加。
企画書の書き方を復習し、受講生の「企画書」について本人が紹介、江角さんがフィードバック、企画の立て方・深め方を振り返る、という流れでした。

講座を受けると、気持ちも考えも揺れ動きます。レポートを書くことで頭のなかが整理され、同期の皆さんのレポートを読んで、また刺激を受けて…自分の考えと新しい学びを行きつ戻りつしながら、少しずつ自分のなかに落とし込まれていくように感じています。

課題は「江角さんにインタビューして記事を書く」。江角さんを記事にするなら、どんな媒体でどんな内容の記事にするのか、企画を立ててインタビューを行い、インタビューをもとに原稿を書きます。
私にとって、これはもう、背伸びしすぎな内容ではないかと、どきどきを通り越し、もはや怖い…!
ですが、えずさんにお話しが聴けるチャンスです。思いきってインタビューさせてもらおうと思います。(1月5日にインタビューを終えました。内容は次回のレポート記事にて報告します)



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