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スピッツ歌詞考察(第87回)花泥棒


【基本情報】

花泥棒
作詞:草野正宗 作曲:三輪徹也 編曲:笹路正徳&スピッツ
1分50秒

<リリース日>
1996年10月23日(7thオリジナルアルバム「インディゴ地平線」)

<収録アルバム>
インディゴ地平線(1996年10月23日リリース 7thオリジナルアルバム)

【MUSIC VIDEO】

【歌詞】

歌詞は下記のサイトでご確認いただけます。

【考察】

どうせ一度なら 心が向かうまま 花泥棒 花泥棒
どうせ一度きりの人生なら、心が向かうままに生きたい。
よし、花を盗むぞ!

あの娘に似合いそうな花を見つけたぞ 花泥棒 花泥棒
“あの娘”に似合いそうな花を見つけたぞ。
よし、花を盗んだぞ!

この花を渡せたら それが人生だ!
この花を“あの娘”に渡してプロポーズできたら、それが自分の生きる道だ!

走るよ ありったけ 力 尽きるまで 花泥棒 花泥棒
ありったけの力を振り絞り、尽き果てるまで“あの娘”を追いかける。
“あの娘”の心を盗んでやる!

逆に奪われて すべて奪われて 花泥棒 花泥棒
でも他の誰かに奪われた。
“あの娘”のすべてを奪われた。
花泥棒め!

ああ 夢で会う時は すごくいいのにさ!
ああ、夢で“あの娘”と会う時はすごくいいムードになるのにな!

花泥棒 花泥棒 花泥棒 花泥棒
花泥棒、花を盗んで“あの娘”の心を盗もうとするも、他の花泥棒に奪われた。

登場人物は、主人公と“あの娘”です。
主人公は“あの娘”に恋しており、公園か道端で“あの娘”に似合いそうな花を見つけたので、その花を勝手に獲ってプレゼントしようとします。
主人公は花を盗み、そして“あの娘”のハートも盗もうとしているので、2つの意味で“花泥棒”なのです。

しかし、現実はそううまくいきません。
花を渡す前に、すでに“あの娘”は他の誰かに心を奪われていました。
つまり、主人公以外の“花泥棒”がいたのです。

ちょっぴりコミカルな「生」がテーマの曲でした。

【おまけ】

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