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スピッツ歌詞考察(第82回)ハニーハニー


【基本情報】

ハニーハニー
作詞:草野正宗 作曲:草野正宗 編曲:スピッツ
4分39秒

<リリース日>
1992年9月26日(3rdオリジナルアルバム「惑星のかけら」)

<収録アルバム>
惑星のかけら(1992年9月26日リリース 3rdオリジナルアルバム)

【MUSIC VIDEO】

【歌詞】

歌詞は下記のサイトでご確認いただけます。

【考察】

ハニーハニー 抜けがらの街で会おうよ
もうこれで無敵だ 最後の恋

愛しい恋人よ、周りの目は気にせず会おうよ。
“僕ら”はもう無敵だ、きっと最後の恋だ。

ハニーハニー 月灯かり浴びて踊ろうよ
罪の花をばらまきながら
愛しい恋人よ、明るい場所でも堂々としていようよ。
誰もが羨むようなラブラブっぷりを見せつけながら。

ハニーハニー It's so brilliant!! ハニーハニー 僕らに
ハニーハニー It's so brilliant!! ハニーハニー 天国が
落ちてくる日まで
愛しい恋人よ、とても輝いてるよ!
天国が“僕ら”を迎えにくる日まで共にしよう。

ハニーハニー 本当のことを教えてよ
神の気まぐれ 箱庭の中
愛しい恋人よ、本当の気持ちを教えてよ。
こうして一緒にいられるのは、神のきまぐれなの?
箱庭の中で弄ばれてるの?

ハニーハニー 隠れた力で飛ぼうよ
高く 定めの星より高く
愛しい恋人よ、秘めた力で絶頂に達しようよ。
限界を超えるほど絶頂に。

ハニーハニー It's so brilliant!! ハニーハニー 僕らに
ハニーハニー It's so brilliant!! ハニーハニー 天国が
落ちてくる日まで
愛しい恋人よ、とても輝いてるよ!
天国が“僕ら”を迎えにくる日まで共にしよう。

旅する 二人は旅する 手探り 闇をかきわけて
離れた心のジェルが 流れて 混じり合って はじける夜に
二人は人生を旅する。
手探りで闇をかきわけながら。
愛し合って流れ出たジェルが混じり合ってはじける夜に。

ハニーハニー 抜けがらの街で会おうよ
もうこれで無敵だ 最後の恋
愛しい恋人よ、周りの目は気にせず会おうよ。
“僕ら”はもう無敵だ、きっと最後の恋だ。

ハニーハニー 月灯かり浴びて踊ろうよ
罪の花をばらまきながら
愛しい恋人よ、明るい場所でも堂々としていようよ。
誰もが羨むようなラブラブっぷりを見せつけながら。

ハニーハニー It's so brilliant!! ハニーハニー 僕らに
ハニーハニー It's so brilliant!! ハニーハニー 天国が
ハニーハニー It's so brilliant!! ハニーハニー 僕らに
ハニーハニー It's so brilliant!! ハニーハニー 天国が
落ちてくる日まで
愛しい恋人よ、とても輝いてるよ!
天国が“僕ら”を迎えにくる日まで共にしよう。

登場人物は、主人公と、主人公が「ハニーハニー」と呼ぶ恋人です。
主人公は恋人に「抜けがらの街で会って、罪の花をばらまきながら月灯り浴びて踊ろう」と言いますが、これは「最後の恋だと確信している“僕ら”は無敵なんだから、何も恐れる必要ない。街行く人々のことはみんな抜けがらだと思って、明るくて目立つ場所でも堂々とイチャイチャしようよ。そして誰もが羨む罪なヤツになってやろうぜ!」ということでしょう。
つまり、堂々と交際を宣言しようということですね。

「旅する 二人は旅する 手探り 闇をかきわけて」は、まだ先が見えない人生の旅路を共に歩んで行こうとする様子と思われますが、その後がエロい表現になっているので、灯りを消して暗闇の中でHしている様子ともとれます。

「離れた心のジェル」は、愛する心が生み出した粘着性のある液体(つまり愛液)が身体から発せられて、それが「混じり合ってはじける夜」なので、夜の営みを描写しています。

「天国が落ちてくる日まで」は、“僕ら”が天国に行くまで、つまり「死ぬまで愛し合いましょう」ということで、永遠の愛を誓ったものになります。

初期の作品だけあって、「性」と「死」の要素が色濃く出た曲になっています。

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