変動金利住宅ローンの金利上げについて

リュディアです。日本経済新聞が住宅ローン変動金利上げ、大手行が0.15%程度 10月からと報道しました。少し古い報道ですが、今も利上げの空気が継続しているので見てみます。

0.15%程度の上昇とのことです。しかしその直後に次のような報道がなされました。

何を言っているかというと、変動金利住宅ローンの金利は上昇します。ただし、新規でローンを組む人には、新しい最優遇金利を適用するので、従来の変動金利住宅ローンの金利のまま契約可能です、ということです。つまり以前に契約している人は今回の0.15%の上昇の影響を受けるわけですが、新規の契約では 0.15%割り引いて契約しますよと言ってるわけです。

固定金利住宅ローンなら嬉しいかもしれませんが、変動金利住宅ローンなのでまた次にいつあがるかわからないですよね。次のページに三菱UFJ銀行の住宅ローンの変遷がわかるグラフがあります。

変動金利は 0.345%で張り付いてますね。既にローンを組んでいる方は 0.345 + 0.15 = 0.495%になり、新規に変動金利で住宅ローンを組む人は 0.345%のままでOKと言ってるのだと思います。個人的には変動金利で住宅ローンを組んでいる人は、いざ金利が上昇したときに手持ち現金をすべて使えば一括返済可能なレベルの人しか使ってはいけない危ない商品という認識です。今後どのようになるのか、余談を許さない状況ですので注視しておきましょう。

では、ごきげんよう。

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