高等学校 情報Iの要点 コンピュータとプログラミング前編 #6
リュディアです。高等学校 情報Iの要点 コンピュータとプログラミング前編 をまとめていきます。
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今回から基本的プログラムについてまとめていきます。まず最初はアルゴリズムについてです。今はアルゴリズムという言葉が比較的身近になってきました。ではアルゴリズムとは何か?と聞かれると答えるのは難しいと思います。何となくプログラムに近いもの?という感覚はあると思うのですが難しいですね。
例えばどういう状況でアルゴリズムという言葉を見ましたか?例えば、Amazon がユーザへのお勧め商品を選択するアルゴリズムに近い使い方を見たことはないですか?
厳密に言うとアルゴリズムとは特定の問題を解決するための手続きのことです。昔の教科書では算法と書かれています。特定の問題と書いたように例えば、数字を大きい順に並べる、多数の数の中から最大値を求める、というように問題が明確に決まらないとアルゴリズムは決まりません。またアルゴリズムとプログラムは異なりますが、アルゴリズムを理解すればプログラムを設計することができます。プログラムを設計するプログラマから見るとアルゴリズムは設計仕様書のようなものと考えてください。またどのようなアルゴリズムも順次、分岐、反復の3つの制御構造を組み合わせることで構成されています。
順次:1つの処理が終われば次の処理に進む、つまり順番に処理を行うこと。
分岐:ある条件に従って異なる処理をすること、例えば条件Bが成り立てば処理1を行い、条件Bが成り立たなければ処理2を行う。
反復:反復条件 = ループ条件が成り立つ間、処理1を繰り返し実行すること。
そしてアルゴリズムを視覚的に表現する方法としてフローチャートがあります。見たことがある人も多いと思います。順次、分岐、反復の説明内容を表現するフローチャートを以下につけます。フローチャートと文章を照らし合わせて見てください。
これらを組わせて、ある問題を解決するアルゴリズムをフローチャートで表現することができるわけです。今回はアルゴリズムとフローチャートについてまとめてみました。
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では、ごきげんよう。