街中のゴミ箱について
リュディアです。日本経済新聞の記事に街角ゴミ箱「置いたら負け」かという報道がありました。
確かに街中を歩いていても異常にゴミ箱が少ないなと感じますね。灰皿も少ないですけど、今回はゴミ箱についてだけ考えてみます。
私のぼんやりした記憶ですが、オウム真理教のサリン事件のあたりからゴミ箱が減ったり、新幹線の駅ではゴミ箱の近くに守衛さんが立つようになった気がします。
その後、G8/G20 であったり、オリンピックであったり、ワールドカップであったり、国際的に大きなイベントがあったり、要人が来日するたびに、ゴミ箱が減ったような記憶があります。
またコンビニも以前は店外にゴミ箱があったのですが、家庭用ごみを捨てられたり、ペットの糞を捨てられたりで店内にゴミ箱が移動しましたね。そしてとどめはCOVID-19です。COVID-19が拡大した初期には何を介して感染するのか理解されていなかったので、ゴミ箱のゴミや喫煙所の吸い殻を触るだけで感染しそうな雰囲気でしたね。そのため、回収する人を守るためゴミ箱や灰皿ごと撤去したという背景があったと思います。
最近になって、海外の観光客を受け入れて歩きながら食事をしてもらうのはいいのですけど、観光客からゴミを捨てる場所がない、と言われるという報道が目立つようになりました。最近は観光で来日した外国人が路上呑みをするのが流行という報道もありますので確かに困るのでしょう。
私自身はゴミ箱があったら助かりますけど、今くらいでもいいかな、と思います。日本人のマナーも悪くなっているように思いますし、文化の異なる海外からの観光客を受け入れるなら、ある程度、日本ではゴミ箱はあまりないので、自分で宿泊施設に持ち帰ってください、というアナウンスも必要だと思います。何もかも、要求にあわせて媚びる必要もないと思いますが最後は手間、コストと自分たちの売上との兼ね合いなのでしょうね。地域や自治体単位でポリシーを決めていけばいいと思っています。
では、ごきげんよう。