カーボンニュートラルと再生可能エネルギー #5

リュディアです。引き続きカーボンニュートラルと再生可能エネルギーについてまとめていきます。

カーボンニュートラルと再生可能エネルギー についてのまとめへのリンクをまとめておきます。

今回は比較的伝統的な再生可能エネルギーの1つである水力発電について見てみます。前回と同様、このリンク先を情報源としました。

このリンクの中に Producers of hydroelectricity とタイトル付けされた表がありますので見てみましょう。

この表は国別の水力発電による発電量のランキングです。全世界の水力発電量に占める割合と共に記載されています。ここでも中国が圧倒的で 30.1%、ブラジル、カナダと続きますがいずれも中国の1/3 程度の発電量です。

全発電量のうち水力発電量はどれくらいの分量を占めるのか?を見てみましょう。以下の表を見てください。

各国での総発電力に占める水力発電量の比率です。ノルウェイが 93.4%となっておりほぼすべての電力を水力発電で賄っています。ついでブラジル、カナダも50%以上が水力発電です。このように見てみると、国土に十分な水量がある国が並んでいることがわかりますね。

ただこの96%という数字をどのように考えるかです。プレジデントオンラインの記事に次のような記述があります。以下の太字部分は抜粋です。

深い谷のフィヨルドがあります。雪が解けたら、ものすごい量の水が高低差のあるフィヨルドを利用したダムに流れ込み、水力で発電するんです。各家庭は全部水力発電、自家用水力発電があって、裏山から流れてくるところにタービンを置けば、発電しちゃう。だから自宅の電力は全部フィヨルドの雪解け水でまかなえる。

これは凄い。ただ一方で冬場は凍ってしまうので水素で貯めておくといった工夫はしているようですが驚きました。日本でも小さい規模の水力発電を設置する余地は大きいと言われてから調査で時間がかかっています。残念ながらいつものことです。日本も水が豊富な国として有名ですからコンパクトな水力発電をもう少し真面目に考えてもよいかもしれませんね。

カーボンニュートラルと再生可能エネルギー に関するまとめの続きは以下からどうぞ。

では、ごきげんよう。

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