書評 CQ出版の USB関連書籍
株式会社リュディアです。USB Type-Cのすべて と USB 3.2のすべて を読みましたので感想です。
USBも「ユーエスビー」という一言で片づけるには厳しい領域に入ってきたと思っています。いろいろな方面からバージョンによる分類が行われていて複雑化しすぎです。私たちも2020年 12月にまとめています。
まず USB 全体について体系的な知識を整理したい方は USB 3.2のすべて を読むのがよいと思います。普及機に入ってきた Type-C についての知識を中心に得たい方は USB Type-C のすべて を読むのがいいです。
USBは古い機材がコネクタの形状の観点からも、プロトコル的にも互換性があって動作してしまうことがメリットなのですが、それがゆえに USBに詳しくない人は「何かよくわからないが USB で接続されている」という状態になってうまく特性を活かせていないと考えています。
誰もが USBというインタフェースの詳細まで理解している必要は無いのですが、もう少し意識して使ってもよいので。
では、ごきげんよう。