デジタルアイデンティティ推進コンソーシアムについて

リュディアです。今回はデジタルアイデンティティ推進コンソーシアムについてまとめてみます。皆さんはこの組織をご存知でしたか ? 私は偶然に新聞で見るまで知りませんでした。ご存知の方には退屈なまとめになると思います。

デジタルアイデンティティ推進コンソーシアムDIPC と表記するようです。何の略なのでしょうか ? Digital Identity Promotion Consortium なのでしょうかね ? 説明を見つけられなかったです。団体へのリンクは以下です。2021年5月設立の一般社団法人です。

では順番に見ていきましょう。組織の代表は松田学(まなぶ)氏です。官僚から衆議院議員、つまり政治家になられた方のようです。プロフィールを見ても明確な本業はよくわからないのですが本組織も含めていろいろな組織の理事やら政治団体代表をされているようです。

DIPCの代表理事 松田学 あいさつに書かれている内容で私が驚いたのが、「わが国では2021年の通常国会でデジタル改革関連法が成立し、デジタル庁の設置とともに、スマートフォンへのマイナンバーカード機能が実装されることが決まりました。これにより、2022年度末までには、公的個人認証機能サービスによる本人確認がスマホで行えるようになり、社会全般にわたる利便性が飛躍的に向上することになります。」という部分です。皆さん、ご存知でしたか? 2022年末といえば残り8か月ほどです。本当に実現できたらすごいですね。行政組織もひっくり返ってるのではないでしょうか。近い将来に実現するのだとは思っていましたが、まさか今年末までには開始することになっていたとは驚きです。

総務省主導のようなのですが、2020年11月からマイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会も開始されていたようです。

スマートフォンでの個人認証を実現するにはスマートフォンに NFC Type F、いわゆる Felica と呼ばれる機能が搭載されている必要があると思います。結局、マイナンバーの公的個人認証サービスをスマートフォンで実現しているようです。NFC なのでタッチで認証するのですが、その際に利用するやりとりにノウハウがあり、理事としても名前を連ねる大塚玲氏と辻秀則氏が発案した方法のようです。

今回は簡単なまとめだけですが、本当に 2022年末までにスタートしたら凄いですね。当初はトラブルもあるかもしれませんが、まずはスタートしてもらいたいものです。

では、ごきげんよう。

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