登録日本語教員試験対策 文化変容モデルとアコモデーション理論
リュディアです。もうすぐ試験なのにもひとつな感じです。今回は文化変容モデルとアコモデーション理論の違いを見てみたいと思います。しっかりと理解しているわけではなくて、自分がこのように区別しているという程度なので誤りが含まれる可能性が高いですが気にしないでください。
文化変容モデルとは、学習者が目標言語集団に対して、社会的、心理的に一体化したいという意識が強いと学習が促進されるという理論です。シューマン(1943-)が提唱しました。こちらは西洋文化に非西洋文化圏の人たちがいかに文化的に馴染むかということを研究した理論です。
アコモデーション理論は学習者の母語を話す集団(ウチ集団)への帰属意識が高く、目標言語を話す集団(ソト集団)への帰属意識が低いと言語習得が遅れるという理論です。逆だと学習が促進されるわけです。こちらは社会心理学のコミュニケーション理論です。
どっちも同じようなことを言っていて、提唱した人の所属する研究分野や学会が異なるのかな、と思っていますが、上記のように雰囲気だけ区別して頭に入れておきます。
では、ごきげんよう。