大阪IRについて #1
リュディアです。大阪IRについてまとめてみます。2023年4月9日の統一地方選に向けて選挙活動が行われています。大阪はどうしても維新 vs 非維新という構図になってしまいますね。大阪都構想はいったん否決となったので、今回の統一地方選で争点の一つとなっているのは大阪IR (Integrated Resort) 、つまりカジノ含む統合型リゾート施設の誘致についてです。
4月2日の日経、4月3日の朝日新聞で世論調査の賛成、反対の結果が逆転してるのもいつも通りというか何というか。。。
ちなみに事業会社はアメリカのカジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスが中心となってつくったMGM・オリックス コンソーシアムです。
このページに書かれている情報で驚いたのは、カジノ行為区画は総延床面積の3%以内にもかかわらず、年間売上が約5,400億円のうち遊戯関連、つまりカジノでの売上が4,300億円=4,300/5,400 = 79.6%を占めることです。統合リゾートとは言われていますが、やはりカジノで動くお金が大きいということですね。また契約書に事業会社撤退条項があるらしく、こちらもリスクとして考えられているようです。
ところでカジノが合法化されている国はどれくらいあるのでしょうか?実は合法化されている国は多いです。具体的な国名は次の Wikipedia を参考にしてください。
G7と呼ばれるカナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国のうちカジノが合法化されていないのは日本だけです。G20と呼ばれるG7の7か国に、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコのうちカジノが合法化されていないのは日本、ブラジル、中国、インド、メキシコ、サウジアラビアの6か国です。このようにみると先進国や新興国ではカジノが合法化されている比率が高いということです。
引き続きまとめていきますが、今回はここまでとしておきます。
では、ごきげんよう。