AIの進化が頭打ち?

リュディアです。日経ビジネスに米OpenAIの進化に陰り 学習データ枯渇、推論能力で打開へという記事があるのを見つけました。

最近のAIというかLLMの進化はパラメータ数や計算資源(GPUやメモリなど)を増強させることで賄ってきました。どちらかといえばお金を突っ込んで、ぶん回す感じと言えばいいのですかね。でもネット上で大量に消費してきた学習のためのデータが枯渇しているのかも、とのことです。ネット上のデータなどいくらでもありそうなのに、有意なデータはそれほどでもないのかもしれませんね。

今までは学習済のLLMが、人間とのやりとりで、この言葉を使うとも夫も会話として成り立ちやすいという確率論で勝負していました。でもLLMの学習が今以上に進まないとなると、今後は推論機能が重要になるのではないか、とのことです。

一般の人のスマートフォンやPCでも使えるレベルまで普及しだしたとき、というのは研究レベルでは頭打ちなのかもしれないですね。しばらく様子を見るしかありませんが、よいことなのか悪いことなのか、考えさせられる報道でした。

では、ごきげんよう。

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