書評 ウイルス学者の責任

リュディアです。ウイルス学者の責任 を読みましたので感想です。

半ワクチン派の方に人気がある宮沢准教授の最新刊です。国立大学の研究者ですからいろいろな制約もあるでしょう。

普通に新書として面白い内容だと思います。ちょっと文章に癖が強いのと事実より感情が目につくので嫌な人は嫌かもしれませんね。

私はこの分野は修めていないので何が真実なのかはわかりません。ただ医療分野の方とウイルス学者では見るレベルというか、そういうものが違うのでどちらが正しい、という論調での発言は、いずれの側からもしてほしくないです。日本人は議論が下手と言われるので仕方ないのかもしれませんが、立場の違う方の議論と、お互いが双方の主張のよいところをとって、少なくともこの部分はいずれから見ても正解だと思います、というような話はできないですかね。

では、ごきげんよう。

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