日本のモバイル通信環境について #2
リュディアです。引き続き英オープンシグナル社のレポートを見ていきます。
まず動画、ゲーム、音声アプリケーションを使った場合のスコアリングによる順位から見てみます。このスコアをどのように計算したかは不明なのですが、細かいことを気にせずに眺めてみましょう。
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私はそもそも動画をモバイル環境で見るということが無いのでよくわからないのですが、そんなに重要なんですかね。正直なところよくわからないです。私は月々のデータ通信料も少ない契約にしてますし、ほんとこの手のスコアリングは感触がわからないです。すみません。
次は 5G Global Top 15 : Uplift です。グラフ上段の左側は速度における 4Gと比較しての伸び、右側が5Gにおける絶対値です。グラフ下段の左側は動画体験における4Gと比較しての伸び、右側が5Gにおけるスコアです。先のまとめにも書きましたが、マレーシアはまさに5Gに移行中なので、伸びが大きいです。新しい設備もどんどん入れているのでしょう。それ以外の国は5Gで 4Gを使いまわししている箇所もあるのため大きく速度が向上していないのではないかと予測します。
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最後は Availability と Reach です。
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左の 5G Availability (% time) は通信時間全体のうち、どれだけの比率(%)の時間を5Gで接続できていたか、右側の5G Reach はいわゆる 5G の届く範囲を0-10 の範囲でスコアリングしたもののようです。よくわかりませんがプエルトリコが双方で1位です。韓国もなんやかんやですごいものですね。
今回見たグラフにも日本は出てきませんでした。本当にどうなってるんでしょうかね。以前は携帯事業者に支払う料金はひどく高くはないけど、通信品質は世界の中でも一流と言われていた時期があったのですがまったくだめですね。国が命じた携帯料金の値下げが原因であれば、安かろう、悪かろうの通信系全体のシステムを国が事業者に命じ、国民も見た目に安くなったから喜んでいるというコントのような状態です。
はっきりいって5Gに関しては設備を含めあらゆる領域で日本は主導権を握れていません。基地局にしろ、設備にしろすべて輸入品に頼るしかない状態です。NTTは総力をあげて 6G で主導権をとるべく力を入れていますし、日本政府も研究開発に大きな補助金を出しています。しかしながら日本では巨大企業のNTTも、全世界で見ると巨大企業でもないしちょっと大きめの通信会社です。どこまで頑張れるか見ものでです。NTTが 6Gに力を入れていることがわかるページを以下につけておきます。
では、ごきげんよう。