PayPayシステム改悪?

リュディアです。日本経済新聞がPayPay、スマホ決済5700万人をクレカへ 楽天に対抗と報道しました。

私も PayPay はよく使っていますし、チャージは PayPayカード経由で行っています。最近、システムがよく変わり心配になったので調べてみました。少し前の税金のPayPay払いについての私どものまとめもリンクをつけておきますので興味のある方はどうぞ。

PayPayユーザから改悪と言われている内容は2つあります。PayPayの公式ページの案内の文面をそのまま利用しました。それぞれの文面が掲載されているページもつけておきます。

  1. 2023年8月1日(予定)以降、PayPayを利用したお支払いの際にPayPayカード株式会社が発行するクレジットカード(「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」)以外のクレジットカードを利用した決済はできなくなります。

  2. 2023年8月1日(予定)より、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いによるPayPay残高へのチャージには2.5%(税込)の手数料がかかります。

まず今回のシステム改変前の現段階の状況を見てみましょう。間違いがありましたら指摘してください。

  1. PayPay にチャージ可能なクレジットカードはPayPayカードのみ

  2. PayPay後払いで決済に利用するクレジットカードはPayPayカード以外でもOK

  3. ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでのチャージ手数料はゼロ

順番に見てみましょう。PayPay残高へのチャージ方法はいくつか種類がありますが、うまく表にまとまっているのでつけておきます。

PayPayはチャージといっても、マネー、マネーライト、ポイント、ボーナスライトなど複数の種類があります。前回のまとめでクレジットカードからのチャージで税金を支払えなくなった、というのはこの違いを導入されたためです。去年は使えたのに。ちなみに、今回のシステム改変でチャージに関しては変更無しです。

今回の変更における改悪と言われる1点目は上記項目2の PayPay後払いについてです。PayPay後払いは PayPayアプリをクレジットカードのように使って、その月にPayPayアプリで使った金額を翌月にまとめて請求するというものです。決済に使うクレジットカードは何でもよかったのですが、今回のシステム改変で PayPayカードのみになりました。私は後払いをしていなかったのですが、後払いで他社のカードを使っていた人はつらいかもしれないですね。結局、後払いに導いて、後払いできなかた人から金利を巻き上げたいのか、という気もします。

今回の変更における改悪と言われる2点目は上記項目3のソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでのチャージ手数料です。PayPayにチャージする際にアプリの中でまとめて支払いを指定することで翌月の携帯料金の決済で同時に処理されるのですが、このチャージが初回は手数料はゼロ、二回目以降はチャージ金額の2.5%をとるというものです。まー、毎月一回だけ定額をチャージするタイプの方には問題ないですが、複数回チャージをしていた方には手数料が発生します。ただチャージ金額に対して2.5%なので、一度、手数料が発生してしまうことを覚悟すればチャージ回数によるペナルティは無いということです。5万円のチャージを1回しても、1万円のチャージを5回しても同じ手数料ということですね。

どっちにしても後払いを普及させたい、かつ後払いのときの決済は PayPayカードで独占したいという民間企業としては当然のことなのですが、ちょっと後からのルール改変が多すぎる気がします。クレジットカード会社であれば、古い方法も残したままで新しい方法も導入していきますが、古い方法をなくして新規の方法のみを選択肢として提供していると信用を無くすのではないですかね。日常生活の少額決済は PayPayを使ってましたけど、私は見直しをするかもしれないです。

では、ごきげんよう。

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