積立投資で元本が2倍になる年数がわかる126ルール

リュディアです。元本を何らかの運用に預けっぱなしで追加投資をしない状態で元本が2倍になる年数がわかる72ルールについてまとめました。

今回は積立投資で元本が2倍になる年数と金利の関係を簡単に表現できる126ルールについてです。慶應義塾大学理工学部の枇々木規雄教授が2021年に提案されたものです。こちらにPDFがあります。式は次のようになります。

年利 (%) x 運用期間(年) = 126

何を言ってるのかわかりにくいと思うので例をあげて記載します。例えば年利 3%の投資信託があり、毎月決まった金額、例えば1万年を投資するとします。このとき式は次のようになります。

3(%) x Y = 126 -> Y = 42年

42年の間、毎月1万円ずつの投資をする場合には元本が 1 x 12 x 42 = 504万円となります。42年後には 504 x 2 = 1,008万円になるということです。積み立てた元本が2倍になる期間を求めるときに使えますね。ただ実際問題、子供の教育費であるとか自分の老後式を投資で倍にすることは期間を考えても難しいですね。特に相場が下り坂のタイミングと、上り坂のタイミングになるか運もあると思います。

126の法則の式は複雑なので私も導出は諦めましたが、72の法則が最初に一括投資し、その後は金利のみ増加していくモデルなのに対し、積立投資のモデルの方が現実の世界に近いと思います。多くの方が自分のため、家族のために積立投資をされてますよね。

あくまで目安として数字を知ることが大事なのと、とにかく長い期間、投資や預金をすることで複利の効果が出てくることを実感してもらえればと思います。

では、ごきげんよう。

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