高等学校 情報Iの要点 情報通信ネットワークの仕組み #4
リュディアです。引き続き高等学校 情報Iの要点 情報通信ネットワークの仕組み をまとめていきます。
高等学校 情報Iの要点 情報通信ネットワークの仕組みのまとめへのリンクをまとめておきます。
前回はビッグデータについて説明をしましたが今回はオープンデータについてです。まずオープンデータの定義です。総務省のオープンデータ基本指針はオープンデータを3項目で定義しています。
営利目的、非営利目的を問わず二次利用可能なルールが適用されたもの
機械判読に適したもの
無償で利用できるもの
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20170530/kihonsisin.pdf
名前の通りですね。民間企業が公開しているデータもありますが多くは国や地方自治体が公開しているデータです。二次利用可能なルールが適用されたデータ、かつ無償利用可能となっているため民間企業から公開されるデータは少ないです。機械判読に適したものとされていることから、多くのデータはエクセルまたは CSV と呼ばれるフォーマットで公開されています。CSV はカンマで区切られたデータの列と考えてください。
有名な公開データの例として総務省 e-Stat を見てみましょう。
例えば以下のように手繰ってみてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1649917559286-1wRqq4BUVT.png?width=1200)
右下の地域を選択
![](https://assets.st-note.com/img/1649917598669-SP8H8yw1tk.png?width=1200)
都道府県データとデータ表示を選択
![](https://assets.st-note.com/img/1649918033903-t261707C6k.png?width=1200)
中央部の全て選択を選択
![](https://assets.st-note.com/img/1649918080583-e5YWabZfaB.png?width=1200)
右下の確定を選択
![](https://assets.st-note.com/img/1649918135055-ojzoQG6vE6.png?width=1200)
総人口を選択して項目を選択を選択
![](https://assets.st-note.com/img/1649918161625-VebeYiXLRM.png?width=1200)
確定
![](https://assets.st-note.com/img/1649918196983-OCNwkM1f3i.png?width=1200)
全国と各都道府県の総人口の情報が表示されましたか?
次に右上のダウンロードボタンをクリックしてください。以下の画面が表示されると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1649918260943-UQ1vl4sSHm.png?width=1200)
このファイル形式の部分に CSV という表示がありますね。XLSX というのがエクセルフォーマットのことです。このように必要なデータを自分で選択し、PCで扱えるようにダウンロードまで進めることが可能なわけです。
またページ上部のグラフ表示を選択してください。グラフが表示されましたよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1649918390116-PKg1aaUINE.png?width=1200)
実際にグラフは自分で作ることが多いのですが、まず元データで雰囲気だけグラフで見たいときにこの機能は有効です。
今回はオープンデータについてまとめ、実際にオープンデータを公開している e-Stat でデータを取得する方法についてまとめてみました。
e-Stat は国が持ってそうなデータの多くが公開されています。皆さんもいろいろと遊んでみてください。
高等学校 情報Iの要点 情報通信ネットワークの仕組みに関するまとめの続きは以下からどうぞ。
では、ごきげんよう。