登録日本語教員試験対策 海外の日本語教師数
リュディアです。登録日本語教員試験の勉強を進めています。自分なりにまとめた情報を公開していきますのでお役に立つようでしたらご利用ください。今回は海外の日本語教師数についてです。情報源は国際交流基金の海外日本語教育機関調査です。3年に一度、調査を行っているようで 2024年が調査年度のようです。そのため現段階での最新情報は 2021年になります。
では海外の日本語教師数を見ていきましょう。海外の日本語教師数は約75,000人と考えてよさそうです。

前回の海外の日本語教育機関数と同様、この3年で微減となっています。では海外の日本語教育機関数あたりの平均日本語教師数を見てみましょう。

だいたい4人で安定している感じです。教育機関と言うと私たちは学校のような形態を連想しますが、実際には小型の塾のようなイメージなのかもしれません。大規模な教育機関もあるのでしょうが、実質1人で運営しているような小規模な教育機関というか教室もたくさんあるのだと思います。
地域別の日本語教師数の割合のグラフを元資料から借ります。これを見るとアジアだけで教師全体の75%程度を占めることがわかります。きっとこれらの国ではそれなりの数の日本語教師を抱える教育機関がありそうですけど、他の地域は小規模な教育機関が多そうな気がしますね。

報道でも日本語教師が不足しているとは言われていますが、実際の待遇などを鑑みて、そもそも生計を立てることが可能な職種なのか、というレベルから考えた方がよいと思います。
では、ごきげんよう。