町会について考えてみた #3
リュディアです。町会について考えてみたいと思います。ちなみに私は今現在も加入しており、町会存続派です。今回は町会加入率低下の原因としてあげられる人と付き合うこと自体が面倒について考えてみます。
人と付き合うこと自体が面倒というよりも、みな、自分勝手になっている感じはします。自分勝手、ということは自分の思い通りにならないと気にいらないわけです。他人と接するとどうしても自分の思い通りにならないことが多くあります。それを避けるため人と付き合う、他人と接することが面倒と表現するのではないか、と思っています。新聞や役所の資料に自分勝手とは書けないから、人と付き合うこと自体が面倒と書いているのかな、と勘繰っています。
例えば町会で祭りをするときに、早朝や前日からテントを立てたり、模擬店の段取りをするのは嫌、でも祭りのときに模擬店の手伝いをしたい、という方が多いです。ご本人は楽しいのでしょうけど、それだと祭りは回らないのですよね。これは私の経験に基づくものです。
今回の人と付き合うこと自体が面倒、だから町会に加入しない、というのが実は一番の理由ではないか、と私は思っています。人と一緒に何かを作り上げたり、一緒に楽しんだり、というのは多くの人にとって楽しいことなのですが、その際に発生する嫌なことが楽しいことを上回ると考えるのでは、と感じています。楽しいのだろう、でも別にあってもなくてもよい、しかしほんの少しでも嫌なことは確実に発生する、だからトータルでデメリットの方が大きい、と考えるわけです。
これについては時代の変化というか価値観が変化してきているので仕方ないと割り切るしかないです。従来の町会のスタイルでは限界が来ているということなのでしょう。これは重要なことだと思いますので、また後で考えてみたいと思います。
では、ごきげんよう。