令和5年度大阪市公立学校教員採用選考テスト 志願者数
リュディアです。毎年行われている大阪市公立学校教員採用選考テストの志願者情報が公開されていましたので見てみましょう。令和4年度の情報と令和5年度の情報をそれぞれ以下のリンクから得ました。
教員採用試験で気になるのは倍率です。学校教員採用の現場では3倍を切ると危険水域と言われているので、3倍を切るかどうかは注視する必要があります。例えば以下のリンクの内容を参考にしてください。
令和4年度の大阪市立中学教員採用試験の結果を見てみましょう。
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報道で教科別の情報は見かけないこともあり、自分で調べた結果、私は倍率について大きなショックを受けました。数学は 3.63倍、理科は 2.52倍、特に理科は危険水域の3倍を切ってますね。理数教育の重要性が言われている時代に理数教員のなりて不足とは困ったものです。その一方で音楽、保健体育の倍率の高さは異常に高い。。。教員志望者も何やってるんですかね。主要五教科だけで見るとどうなるのでしょうか。
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主要五教科だけ見ても倍率は同じでした。少しほっとしました。では令和4年度と令和5年度の志願者数を比較してみましょう。
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生徒数も減少していますが、特別支援学級の増加や働き方改革(?)の影響もあって教員数は増強しているはずです。志願者がどの教科も10%程度減少している状態で採用者数を増やすと、いよいよ危険水域の3%の倍率も目前です。公教育は今からでも抜本的な対策をしないと本当にどうにもならい状態になりそうです。
参考までに小学校の情報もつけておきます。令和4年度の倍率は3.4倍程度、令和5年度の志願者数は10%減です。
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どうするのがいいのですかね。もう手遅れなんでしょうか。
では、ごきげんよう。