メディアフランチャイズの世界ベスト25
リュディアです。メディアフランチャイズという言葉をご存じでしょうか?ある会社や組織が創作した知的財産権を他にライセンスし、さまざまなメディアで商品化することを言います。これだけだとよくわからないと思いますので例をあげます。サンリオといえば皆さんキティーちゃん、あるいは Hello Kitty が頭に浮かぶと思います。サンリオが知的財産権を持っているのですが、利用する権利を他社に販売しています。このような方法論をメディアフランチャイズと言います。
今回は英国の TitleMax という会社がまとめているメディアフランチャイズの世界ベスト25について見ていきたいと思います。情報源は次のリンクを参照してください。
ランキングの画像を以下につけておきます。
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米国系のキャラクターが上位を独占していると予想していましたが、日本生まれのキャラクターによる支配率がすごいですね。日本生まれのキャラクターのみ太字で日本語を補足しました。すごくないですか?最後のトランスフォーマーは微妙ではありますがタカラトミー生まれと考えて太字にしました。
Pokémon (ポケモン)– $92.121 billion
Hello Kitty (ハローキティー)– $80.026 billion
Winnie the Pooh – $75.034 billion
Mickey Mouse & Friends – $70.587 billion
Star Wars – $65.631 billion
Anpanman(あんぱんまん) – $60.285 billion
Disney Princess – $45.187 billion
Mario(マリオ) – $36.143 billion
Shōnen Jump(少年ジャンプ) / Jump Comics – $34.117 billion
Harry Potter – $30.871 billion
Marvel Cinematic Universe – $29.128 billion
Spider-Man – $27.078 billion
Gundam(ガンダム) – $26.457 billion
Batman – $26.448 billion
Dragon Ball(ドラゴンボール) – $24.031 billion
Barbie – $24.003 billion
Fist of the North Star(北斗の拳) – $21.818 billion
Cars – $21.794 billion
Toy Story – $20.743 billion
One Piece(ワンピース) – $20.515 billion
Lord of the Rings – $19.937 billion
James Bond – $19.900 billion
Yu-Gi-Oh!(遊戯王) – $19.848 billion
Peanuts – $17.428 billion
Transformers(トランスフォーマー) – $17.220 billion
政府も一時期 Cool Japan を唱えて日本のアニメやキャラクターを全面的に押し出していたのもわかります。しかしリンクをつけているページには次のような記述もあります。
Pokémon was created in 1996, meaning that it has earned an average of nearly $4 billion a year. This number is impressive, but it does not fully convey what franchises have been wildly successful in recent times. While not included in the top 25, the film Frozen earned $11.3 billion in just 6 years!
(翻訳)1996年に誕生したポケモンは、年平均40億ドル近くを稼いでいることになる。この数字は印象的だが、近年どのようなフランチャイズが大成功を収めているかは十分に伝わってこない。トップ25には入っていないが、映画『アナと雪の女王』はわずか6年で113億ドルを稼いだ!
何が成功なのか私には定義づけは難しいですが、日本産のキャラクターが世界で人気があることの1つの証だと思うのでうれしい限りです。
では、ごきげんよう。