高等学校 情報Iの要点 情報通信ネットワークの仕組み #7
リュディアです。引き続き高等学校 情報Iの要点 情報通信ネットワークの仕組み をまとめていきます。
高等学校 情報Iの要点 情報通信ネットワークの仕組みのまとめへのリンクをまとめておきます。
今回は質的データの分析手法について見ていきます。量的データは計算可能でしたが、質的データは基本的には視覚化して見るしかないことに注意してください。
例えば映画を見た後のアンケートを例にします。面白かったを5、面白くなかったを1 とする5段階でアンケートをとりその結果をまとめたとします。結果と人数を表にすると以下のようになったとします。
5 13
4 8
3 21
2 4
1 2
この結果をこのまま見ているとわかりづらいですが、棒グラフや円グラフにしたらわかりやすいことは皆さんわかりますね。しかしここで注意すべきはもともと質的データであったものが、このような表にしたことで人数の部分は量的データになってしまっていることです。これだと質的データを量的データに変換しただけになってしまいます。
もっと質的データを感覚的に表現できるような方法はないでしょうか。例えば1つの例としてユーザローカルが提供するテキストマイニングツールは良い例です。簡単な例であれば無料で使えますので試してみてください。
皆さんにもおなじみの卒業式の定番である旅立ちの日にの歌詞を入力として以下のような結果を得ました。
![](https://assets.st-note.com/img/1650005288546-62zc0KXbWW.png?width=1200)
内容が何を表しているかは別にして、質的データを視覚的に表現していることはわかりますね。
量的データも、質的データも可視化という観点は重要です。表を見ているときに気づかなかったことがグラフにすることで重要なポイントに気づくことも多いです。
私どもリュディアでも以前に統計データの視覚表現のまとめを作っています。さらに知識を深めたいと思った方は以下のページを参考にしてください。
では、ごきげんよう。