ゴミの最終処分場の残余年数は短い?#3
リュディアです。東洋経済オンラインにごみを平気で出す人が知らない埋立地の残り年数 最終処分場「残余年数」首都圏30.1年、近畿圏19.6年という記事をみてゴミ問題に興味が出たので引き続き見ていきたいと思います。元の東洋経済オンラインの記事は次のリンクからどうぞ。
今回から大阪のゴミの状況について見ていきましょう。ゴミ処分の流れは清掃工場で焼却して体積を減らし、最終処分場で埋め立てるということは頭にいれておいてください。大阪とは言っても単独の自治体でゴミを扱うことはまれで、大阪も大阪広域環境施設組合という組合でゴミを扱っています。この組合は大阪市、八尾市、松原市及び守口市で構成され、一般廃棄物の焼却処理・処分を共同で行うためのものです。
では施設を見ていきましょう。前にも述べたように清掃工場と最終処分場があります。まず清掃工場を古いものから見ていきます。最初は鶴見工場です。1990年から稼働していたのですが、令和5年3月末に休止し建替を行うそうです。
次に西淀工場です。大阪市西淀川区大和田2-5-68にあり、1995年(平成7年)3月に竣工し、タクマ式焼却炉を持ちます。
次に八尾工場です。八尾市上尾町7-1にあり、1995年(平成7年)3月に竣工し、マルチン式焼却炉を持ちます。
次に舞洲工場です。大阪市此花区北港白津1-2-48にあり、2001年(平成13年)4月に竣工し、デ・ロール式焼却炉を持ちます。舞洲工場はデザインが独特でUSJに行くときに見えることもあるので記憶にある方も多いのではないですかね。ウィーンの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏のデザインによるものです。
次に平野工場です。大阪市平野区瓜破南1-3-14にあり、2003年(平成15年)3月に竣工し、NKK式焼却炉を持ちます。
次に東淀工場です。大阪市東淀川区南江口3-16-6にあり、2010年(平成22年)3月に竣工し、デ・ロール式焼却炉を持ちます。
次に住之江工場です。大阪市住之江区北加賀屋4-1-26にあり、2023年(令和5年)3月に竣工し、ストーカ式焼却炉を持ちます。この工場は立替工事が終わって、つい先日の3月31日が竣工です。
そして最終処分場は唯一の北港処分地です。
これが大阪周辺の清掃工場と最終処分地です。最終処分地が1か所なのは驚きましたが清掃工場はそれなりに数があるんですね。
では、ごきげんよう。
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