高等学校 情報I、情報II #2

リュディアです。2022年度、つまり次の4月から高等学校で必修科目となる情報Iと、発展的選択科目となる情報II についてまとめていきます。

前回までの 高等学校 情報I、情報II のまとめへのリンクは以下を参考にしてください。

今回は情報科科目の変遷について見てみましょう。教科としての情報科が設置されたのは 2003年です。その当時は情報科は以下の3つの科目にわかれていました。

情報A
情報B
情報C

これらが2013年の学習指導要領に従い以下の2つの科目に再編されました。

情報の科学
社会と情報

そして今回の 2022年度の新学習指導要領に従い、上記2つの科目が情報Iとして再編され、発展的選択科目として新たに情報II が設置されました。つまり情報II は昨今の情報化社会に対応すべく新規に設置された発展的内容であり、数学的にも高度な内容を要求される科目と言えます。実際、文科省の資料にも以下の情報科の科目の変遷についてのページがありました。

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実運用の観点から見ると、情報I は 2021年に教科書採択が行われており、2022年度から授業が始まります。情報II は 2022年度に教科書採択が行われ2023年度から授業が始まります。

情報I に関しては実際に以下の教科書が採択されています。このリンクにあるPDFの23ページに記載があります。

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東京書籍は具体的なプログラミング言語である Python と JavaScript の書籍も準備していますね。

東京書籍、実教出版、開隆堂出版、数研出版、日本文教出版、第一学習者の教科書が採択されたようです。

高等学校 情報I、情報II に関するまとめの続きは以下からどうぞ。

では、ごきげんよう。




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