登録日本語教員対策 やさしい日本語作成のためのガイドライン #3
リュディアです。やさしい日本語作成のためのガイドラインを見てみます。
今回はやさしい日本語の読み言葉についての注意点を見ていきたいと思います。
① 読み方は、全体的にゆっくりと、一語一語はっきり発音してください。1分間に 280 拍くらいを読むことを目安にしてください。
② 日本語に不慣れな外国人にとって難しいと思われることばでも災害時にはよく使われます。知っておいた方がよいと思われることばはそのまま使い、そのことばの後に言い換え表現を続けて使用してください。
これは書き言葉のときと同じですね。
③ 文節の切れ目や、文と文の間にポーズを入れて読んでください。
これも書き言葉において文節の後にスペースを入れることと同じですね。
④ いつ(時間)、どこで(場所)、だれが、何をする、「…してください」、「…に注意してください」などはくりかえし言って、強調してください
⑤ 数字の読み方は下を基本とします
ゼロ イチ ニ サン ヨン ゴ ロク ナナ ハチ キュウ ジュウ
4, 7 は注意が必要です。よんは訓読み、しは音読み、ななは訓読み、しちは音読みで、本来は音読みのしち、し、が正しいのですが、音として聞き取りにくいですね。
こちらも外国人の方だけでなく、小さいお子さんに話すときにも注意が役立ちそうです。意識していきたいと思います。
では、ごきげんよう。