金利上昇と住宅ローンについて
リュディアです。最近、日本もついに金利上昇を許容という報道が増えてきていますね。例えば日本経済新聞の次の報道です。
このような報道が出ると、怪しい人たちが住宅ローンの金利がどうなるか?をコメントする記事も増えてきます。私が見ている限りでは、多くの住宅ローンを持つ人が変動金利を選択しているのでしばらくの間は影響無しというものです。私は金融関係の専門家でもないのですが、素人が普通に思う程度のことを書いておきます。ちなみに、自分自身は住宅ローンを全期間固定で設定しています。
住宅ローンは大きく3つに分けられると思います。変動金利、当初固定で途中から変動金利、全期間固定の3つです。このまとめでは変動金利と全期間固定の2つに絞って話をしていきます。
最近の日銀の動きは確かに全期間固定金利に影響を及ぼします。つまり直近では変動金利に影響を与えません。だから大丈夫という報道に対して、自分自身は強く懸念を持ちます。私がなぜ全期間固定金利を選択しているかというと、金利の安い状態で全期間固定にすることで自分自身の生活に安定性を確保したいためです。変動金利の方が金利が低いため、今の金利が続けば最終的な返済総額が小さくなることは理解できますが、この短期金利がこのさき10-20年続くと考えるのは無理があります。
変動金利の住宅ローンを借りている友人と話をすると、金利があがったらそのときに考える、という人が多いです。ただしその時の選択肢は以下の2つです。
繰り上げ返済で全額返済
全期間固定金利の住宅ローンに変更
多くの人が繰り上げ返済で全額返済できないから変動金利で住宅ローンを組んでいると思うのです。たまに繰り上げで全額返済できるけど住宅ローン控除で儲かるからわざと住宅ローンを残しているという人もいますけど数は多くないと思います。そうなると、多くの人はいざ変動金利が上がりだしたときには全期間固定金利の住宅ローンに変更する以外は選択肢が無いと思うのです。
しかし一般的に変動金利より固定金利の方が先に金利が高くなるので、変動金利があがったときには固定金利は既にあがってるんですよね。だから変動金利が低いうちに固定金利に乗り換えるのが合理的だと思うのです。
あくまで私の意見であって、自分の行動の根拠であるだけなので他人に意見するつもりのものではありません。
では、ごきげんよう。