年度について
リュディアです。新学期が始まりました。会社経営をされている方は新しい会計年度の始まりになる方が多いのではないですか。今回は年度についてまとめてみます。
まず年度ですが、本来は****年度というように何の年度を表現しているか明確に区別して使う用語のようです。日本では学校年度や官庁の会計年度が4月からなので一般に年度と言えば4月から3月を指すという暗黙の了解になっているようですね。知りませんでした。
実際、私が以前に勤めていた会社の会計年度が 11月から10月でした。理由は会計年度を一般的な4月から3月にしたり、外資系で一般的な10月から9月にすると決算の時期に会計士や税理士が混んでいて高くなるから、というものでした。これは驚きました。自分たちが気持ち悪くなければいつでもええんやで、と言われてなるほどと思った記憶があります。
また他国の会計年度を見ると日本は4月から、米国は10月から、ヨーロッパ、中国、韓国は1月からとなっていました。すべての国を調べたわけではないのですが、日本のように4月開始というのは珍しいのですね。
そしてさらに驚いたのは、会計年度と学校年度が同じでない国はそれなりにあるということです。日本は偶然一致してるのですが、他国では一致していないことも多いです。そういえばCOVID-19 の影響で新学期を9月にしてはどうか?という話題が盛り上がったことがありましたね。
学校年度についてはヨーロッパ、北米、中国は9月から、韓国は3月から、日本は4月から、といろいろな開始月があります。前述のCOVID-19の影響により学校開始を9月から、という意見が出たときに、官公庁の会計年度が4月からなので変更は難しい、という意見も出ていましたが、異なる国もあるわけなので、今までそれでやってきたので、一気に変えるのは大変だ、というのが大きな理由なんでしょうね。確かに学校の開始時期を変更するというのは、卒業してから就職する時期まで影響するので、日本のように新卒一括採用が中心だと変更は難しいかもしれないですね。まずは職場が通年でいつでも採用、いつでも解雇、みたいになって、そのあと、まずは大学院くらいでしょうか、学校年度をずらして、として徐々にずらすのが現実的な気がします。
そして一番驚いたのはこちら、羊毛年度とか、綿年度とか何なんですかこれ、というような年度です。それぞれの業界におられる方は自然なことなのでしょうが、私は知らなかったので驚きました。Wikipedia にのってます。
いろいろな年度があるものです。
では、ごきげんよう。
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