TPMSについて

リュディアです。皆さんは TPMS という用語を聞いたことがありますか?自動車のタイヤ圧監視システム = Tire Pressure Monitoring Systemのことです。

自動車の空気圧が下がってくるとパンクが発生しやすくなり、その結果として事故につながることもあります。JAFの出動理由が次のページにまとめられています。

バッテリーあがりに次ぐ第2位がタイヤのパンク・バースト・エアー圧不足によるものです。もしTPMSが自動車に設置されていればタイヤ圧不足をドライバーに通知できます。

実際、日本以外の各国では設置義務化が進んでいます。

米国:2007年9月
EU:2012年
韓国:2013年
中国:2019年

なぜ日本では義務化が進まないのでしょうか?義務化することでコストは上昇するのでしょうが自動車の安全性確保という観点から見れば安い投資だと考えられます。日本で義務化が進まない理由はいろいろあるのでしょうが、次のブログにあったアマチュア無線の周波数とかぶることと、細かい電波の制限にあたるのではないか、というのがそれっぽいですね。

ただ各省庁が本気で義務化しようと考えれば簡単に規制緩和あるいは別に規制を設けることができるようにも感じます。なぜ義務化を嫌がるのか理解できません。実際、義務化はされていませんが、一部の国産の高級車には TPMS が装着されています。また後付け可能な市販品も販売されています。例えばアマゾンでTPMSを検索すると数千円程度の多数の商品にヒットします。

ただしこれらの製品を自分で自動車に設置した場合、結果として違法になるのかどうかはわかりません。

日本でも早く義務化してしまい、国内で取付可能な部品や商品には認証マークを入れるなどした方がよいと思うのですけどね。皆さんはどう思われます?

では、ごきげんよう。


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