プロンプトエンジニアという職種について
リュディアです。AI技術の普及に伴いプロンプトエンジニアという言葉を聞く機会が増えました。そもそもどのようなものなのでしょうか?まず英語の prompt の意味を Oxford Learner's Dictionaries で調べてみましょう。
いろいろな意味がありますが、プロンプトエンジニアという単語で使うプロンプトの意味は辞書の2番目のものです。
[transitive] to encourage someone to speak by asking them questions or suggesting words that they could say
相手に質問をしたり、相手が言いそうな言葉を提案して、相手の発言を促すこと
つまり AIシステムと対話をする際に、AIの力をうまく発揮できるような人間側の入力を行う人のことをプロンプトエンジニアと呼ぶわけです。ブルームバーグにもプロンプトエンジニアの需要急増、年俸4500万円の求人も-ChatGPTブームでという報道があります。
年俸の多い少ないはどうでもいいのですが、個人的にはすぐになくなりそうな仕事だなという印象です。例えばPCが普及し始める前やPCが普及し始めたころにはいわゆる入力する専門の方や、Wordに詳しい、Excel に詳しいというような、今から思えば何とものどかな仕事があったそうです。プロンプトエンジニアも同様な感じで、それこそ今後数年で不要になりそうな職種なのではないですかね。このように思っていましたら日経XTRENDでChatGPT時代の新職業 「プロンプトエンジニア」という幻想と報道されました。
将来のことはわかりませんが、私はこの方の感覚に近いです。あまりプロンプトエンジニアという言葉に踊らされない方がいいのでは、と思う今日このごろです。
では、ごきげんよう。