NISA 日本枠案?

リュディアです。日本経済新聞がお門違いのNISA「日本枠案」 投資先、決めるのは国民と報道しました。このタイトルからわかるように日本経済新聞はNISAの日本枠案に否定的です。

あたりまえですよね。NISAで多く売れている投資信託の1位、2位が eMAXISシリーズのオールカントリーとS&Pです。オールカントリーには日本株も含まれているものの多くは海外、特に米国の株式に振り分けられています。そこで日本株に投資する専用の枠を作ってはどうか、と証券業界から要望があり、政治家への働きかけも耳にするようになったとのことです。

日本は社会主義国家なのか、と思いますね。まずは日本の市場に上場している企業が日本人から今後も成長しそう、悪いことはしなさそう、という信頼を勝ち得て日本株に投資してもらうのが重要だと思います。

米国一強の時代に他国でも同じ問題が起こっているようです。NISAのお手本となった英国のISAも同様の悩みを持っているようです。日本経済新聞が新NISAの「先輩」英ISA、米株にマネー退避 改革も空転と報じています。

どの国も米国一強で米国への投資に向かうのが困ると言ってるのですが、少なくとも経済成長という面からは米国を見習う必要があると思います。移民政策なのか、貧富の差をどう考えるか、という政策なのか、わかりませんが見習うべきところは見習うべきだと思います。

日本枠は現実化しないとは思いますが、今の社会主義国のような日本では何が起こるかわかりませんので、注意はしておきましょう。

では、ごきげんよう。

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