経産省 未来人材ビジョンについて #5
リュディアです。引き続き経産省の未来人材ビジョンを見ていきます。
未来人材ビジョンについて についてのまとめへのリンクをまとめておきます。
元となったページは次のリンクです。このリンクの中に本まとめの元になった未来人材ビジョンのPDFへのリンクもあります。
今回は日本人の勤務先に対するエンゲージメントと転職について見ていきたいと思います。エンゲージメントという言葉は最近カタカナで普通に使われますが愛社精神と同義だと思っていいのではないでしょうか。愛社精神というとちょっとニュアンスが変わるから、今の職場が好きとか、今の仕事内容が好き、という雰囲気を出すためにエンゲージメントというカタカナが使われるようになったのだと思います。このまとめではエンゲージメントという言葉をそのまま使います。
ではまず日本企業の従業員エンゲージメントと他国の従業員エンゲージメントの比較のグラフです。
![](https://assets.st-note.com/img/1657694951964-jtMMeecD9g.png?width=1200)
確かに日本人のエンゲージメントは異常なまでに低いですね。ただ日本よりはましとは言え、中国、韓国、台湾、香港も低いです。儒教の影響を強く受けた国という共通項がありますね。
次にエンゲージメントに近い考え方ですが「現在の勤務先で働き続けたい」という従業員の割合のグラフです。
![](https://assets.st-note.com/img/1657694986002-Mjt1wZ8gA8.png?width=1200)
エンゲージメントと比較するとましですが、この数字も日本は低いですね。ただこのグラフには米国、英国などいわゆる欧米の先進国が含まれません。なぜなのか理由は知りません。そもそもそのような感覚が無いのかもしれませんね。
この2つのグラフを見るとなぜ転職、あるいは起業しないのか?昔に比べれば転職の敷居も低くなったし、世間の目も厳しくないはずです。次のグラフを見てください。
![](https://assets.st-note.com/img/1657695020907-e1fh92liFh.png?width=1200)
何なのかよくわからない感じですね。平均的には今の会社は好きじゃない、でも転職も起業も嫌という結果だと思いませんか?これがいわゆる日本病、日本を覆う閉塞感、若者は諦めの境地に入った、と言われるような状態なのかもしれませんね。
手詰まりみたいな状態になってることがわかりました。困りました。
未来人材ビジョンについて に関するまとめの続きは以下からどうぞ。
では、ごきげんよう。