2022年のNISA拡充要望案について #1

リュディアです。最近、NISAの拡充についての報道が多くなっています。まだ金融庁からの要望案の段階ですが一度整理しておきたいと思います。

NISAはニーサと読むようですがニサと言う方も多いようです。本まとめでは NISA と記載することにします。NISA は Nippon Individual Savings Account の頭文字をとったものです。日本語では少額投資非課税制度と呼ぶようです。

英国で導入されている ISA(アイサ)をモデルとして日本で導入されました。ISA = Individual Saving Account で個人貯蓄口座という意味になります。米国にも近い制度として IRA があります。

先行して運用されている英国の ISA も毎年何らかの拡充が行われているようです。三菱UFJ国際投信のコラムで日本版ISAの道というシリーズがあります。既に 230回目となっているのでボリュームはありますが興味のある方には面白いコラムだと思います。

日本では 2014年1月に導入されいくつかの紆余曲折を得て、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA の3種のNISA があります。ただし未成年を対象としたジュニアNISA は 2023年で新規口座開設終了となっているので注意が必要です。今後はつみたてNISAを未成年も使えるようにしジュニアNISAを無くすようです。本まとめではジュニアNISAについては扱いませんのでご注意ください。

まず NISA を一言で言うと、ある期間内、限度額までの投資商品により生じる利益に対し無税とする、というものです。履歴には配当と売買による譲渡益がありますが双方を含みます。従来から問題になっていたのは期間が存在することと限度額が小さいというものです。今回の NISA拡充はこの2点の拡充を中心としています。つまり期間を無期限にする、かつ限度額を1.5倍から2倍にするという提案です。この拡充でどれくらいの人が新規に始めるのかはわかりませんが使いやすくなることは確実ですね。

次回からも継続して NISA について見ていきます。

2022年のNISA拡充要望案についてに関するまとめの続きは以下からどうぞ。

では、ごきげんよう。

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